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NFLで初めて現役でカムアウトした選手となったカール・ナッシブが引退を表明しました

2023年09月24日

 9月6日(現地時間)、NFLのカール・ナッシブ選手が7シーズンにわたるキャリアに幕を閉じ、引退することを発表しました。ナッシブ選手は2021年、NFLで初めて現役でカムアウトした選手となり、歴史に名を刻んだだけでなく、そのカミングアウトに対してバイデン米大統領から「その勇気を誇りに思います」と祝福を受けました。 


 ナッシブ選手は 2016年にクリーブランド・ブラウンズからドラフト3巡目指名を受けたナッシブ選手は、そこで2シーズンを過ごし、その後、タンパベイ・バッカニアーズで2シーズンプレーし、その間にサック12.5回を記録。2020年にラスベガス・レイダースと契約し、2シーズン在籍した後、昨季、再びバッカニアーズに戻って13試合に出場しました。そして2021年、ナッシブは現役NFL選手として初めて同性愛者であることをカムアウトしました。 
 そして6日、Instagramに「自分にとってはほろ苦い瞬間だけど、NFLで100試合ちょっとに出場した7シーズンを経て、自分の会社である「Rayze(レイズ)」に専念するため、正式にフットボールから引退する。ペンシルベニア州立大学でウオークオンとしてスタートしたのが本当に昨日のことのように感じられる。フットボールは俺に想像以上のものを与えてくれた。全力を出し切ったと自負しながら、最後にヘルメットを置くことができている。フットボールの楽しさを愛しながら成長した。完ぺきを追求するのが大好きだった。すべての選手が自分の夢を追いかけなければならない、そのわずかな機会を大切にしていた。そこに到達すれば、より一層エキサイティングになる。ウオークオンの頃からNFLでプレーするのが夢だったし、自分は地球上でいちばんラッキーな人間だと思っている」と綴りました。
「こういう重要な瞬間は感謝を伝えるタイミングだ」
「自分が気づいていないときでも、いつもそばにいてくれた神、家族、友人に感謝したい。代理人のブライアン・エローにも感謝している。君のいるWMEに所属し続けたことは、これまで下したものの中でも最善の決断の一つだった。ブライアンは俺がカミングアウトした最初のフットボール関係者で、彼は少しも驚かなかった。世間に公表し、可能な限り大きなインパクトを与えられるよう、励まし、モチベーションを高めてくれた。(バッカニアーズのジェネラルマネジャー/GM)ジェイソン・リヒトと(アシスタントGM)ジョン・スパイテックにも感謝している。この2人は俺のキャリアを1度だけでなく、2度も再生させてくれた。俺は2回カットされたけど、2回とも彼らが拾ってくれた。タンパで自己最高のフットボールをプレーできたのは、この2人のレジェンドがいたからだ」
「これまで関わってくれたすべてのコーチ、チームメイト、トレーナー、スタッフに感謝している。ボビー・スレーター、ティム・ブリーム、ジョー・シーハン、クリス・コルテス、俺の健康を維持してくれてありがとう。最後に、ひょろっとしていて知ったかぶりの、必死な選手を指導してくれたトッド・ボウルズ、ジェームス・フランクリン、ラリー・フート、コーチ・バック、クライド・シモンズ、ラリー・ジョンソン、ボブ・シュープに感謝したい。最高の選手になりたいという夢を持つすべての人へ、それが不可能だと誰にも思わせるな。何事にもベストを尽くせ。懸命に働き、賢い決断を下し、他人に優しくしなさい。人生の次のチャプターがとても楽しみだし、レイズにすべてを捧げるつもりだ。また、NFLとともにDEIやエキサイティングな慈善活動に取り組むことも楽しみにしている。幸運を祈ってほしい! ありがとう」
 


 引退といえばもう一人、米国を代表するLGBTQアスリートの引退試合がありました。
 今季限りでの現役引退を表明していたサッカー女子米国代表のミーガン・ラピノー選手が24日、シカゴで行われた南アフリカとの親善試合で代表として最後の一戦に臨みまし。ラピノー選手は先発して54分間プレー。1―0で迎えた後半4分、CKを蹴って2点目に絡み、2万5000人超の観客を沸かせました。試合は米国が2―0で勝ち、ラピノー選手も有終の美を飾ることができました。
 
 


参考記事:
現役NFL選手として初めて同性愛者であることを公表したDEナッシブが引退を表明(NFL JAPAN)
https://nfljapan.com/headlines/91961

ラピノーが代表最終戦 W杯連覇、五輪金に貢献―米女子サッカー(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092500714

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