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フレディ・マーキュリーの新たなドキュメンタリーが来年2月公開

2023年11月24日

 11月24日はフレディ・マーキュリーの命日です。
 今年9月、メアリー・オースティンが30年間にわたって保存してきたフレディの遺品の衣装や美術品など約1500点がオークションにかけられることになり、ピアノなどは最高3億円で落札、売上総額は72億円に上り、売上の一部はマーキュリー・フェニックス・トラストとエルトン・ジョン・エイズ基金に寄付された、というニュースがありました。

 亡くなって30年以上経ってなお、世界中に熱烈なファンがいて、こうして世間を騒がせているフレディですが、来年2月(来年2月といえば、クイーン+アダム・ランバートの来日公演もありますね)、新たなドキュメンタリー『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』が公開されることになりました。フレディの知られざる一面を写真や映像、関係者の証言からひもとき、HIV感染から死に至るまでの真実も解き明かされるようです。

「派手なステージ・パフォーマンス、4オクターブの音域で知られる「クイーン」のリード・ボーカル、フレディ・マーキュリー。彼の出生から「クイーン」を結成し世界を席巻した音楽活動、エイズに罹患し45歳の若さで急逝するまでの激動の人生を貴重な写真・映像、関係者達のインタビューで綴る。圧倒的なパフォーマンスが形成された経緯や、フランク・シナトラが師事したトミー・ドーシーに歌の訓練を受けたこと、スペインのオペラ歌手モンセラ・カバジェを敬愛し、ベルト発声のスタイルを参考にしたことなど、フレディが影響を受けたアーティストにも言及される。そして晩年、HIVに感染しながらもその事実をひたすら隠し続けた真意や「クイーン」メンバーの想いなども収され、改めてフレディを苦しめた死の真相が解き明かされる。世代、国、性別を超えて愛され続けるフレディ・マーキュリーの知られざる一面が、写真・映像、関係者の証言から浮き彫りにされる中編ドキュメンタリーが今、世界に先駆け早くも日本に初上陸!」(公式インフォメーションより)
 
 『ボヘミアン・ラプソディ』ではあまり詳しく描かれなかったパートナーのジム・ハットンのこと、たとえばジムこそがフレディを最期まで献身的に看病したこと、にもかかわらず、同性パートナー法すらない時代だったため、ジムはほとんど遺産を相続できなかったということなどもきちんと描かれていたらうれしいですね。
 

フレディ・マーキュリー The Show Must Go On
2023年/英国/49分/監督・脚本・編集:フィンレイ・ボールド/出演:カシミラ・クック、ポール・ガンバッチーニ、ロージー・ホライド、ミック・ロック、ポール・ワッツ
2024年2月16日、全国で公開

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