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レポート:CHAOS vol.4 feat.体毛

2024年3月23日、二丁目のD-light,Tokyoで『CHAOS vol.4 feat.体毛』が開催されました。1年前と同様、体毛自慢&毛フェチの皆さんの熱い交流の場となっただけでなく、史上初!?の「わかめ酒」も盛り上がりました

レポート:CHAOS vol.4 feat.体毛

昨年、入場待ちの行列ができるほどの人気となった『CHAOS feat.体毛』(通称:毛フェチナイト)が1年ぶりに開催されました。今回は「へそ毛の先はガンダーラ」というコンセプト?と「わかめ酒」をプッシュした、エロスの中にも笑いがある、たいへん楽しい一夜となりました。レポートをお届けします。(文:Junchan)(画像提供:Chaos公式)




 昨年3月に爆誕した『CHAOS』は、『よつんばいナイト』のオーガーナイザーさんが、もう少し王道を行く(狂気の少ない)エロイベントとして始めたもので、初回は全国の毛フェチなみなさんが待ってましたとばかりに大勢集まり(一時は入場制限となり、入場待ちの長い列ができるほどになりました)、熱い盛り上がりを見せました(レポートはこちら
 その後、vol.2では「雄っぱい」を、vol.3では前代未聞の「でべそ」をフィーチャーし、今回、テーマが一巡して再びの「体毛」で開催されました。
 GOGO BOYSならぬBOBO BOYSとしてCourse Kさん、玄斗さんに加え、新たに「でべそ」で活躍したMitsuさんや、大型新人ベーちゃんが登場、また、フロアBOYとして「体毛王子」YU-TIさんも起用され(大人気でした)、毛フェチにはたまらないキャスティングとなりました。
 
 3月23日、いつもの年だったらお花見シーズンなのですが、今年は天候不順で開花が遅れ…この日も結構肌寒かったのですが、そんなの関係ねー!って勢いで、D-light,Tokyoはよく来てくださるお客様も、初めてのお客様も、海外からのお客様も入り乱れて激混みの激アツ。まるでサウナのようでした。LOVE短躯な若い子も、巨体な熊さんも、みんなパンイチ。あちこちで愛の交歓が行なわれていました。
 11時頃に恒例の体毛コンテストが開催されました。なんでも3回連続で優勝すると「殿堂入り」だそうで(どんな特典があるかは不明。なんかあると思います)、昨年の優勝者の方もわざわざ遠方からお越しくださいました(ありがとうございます)。しかし、今回も様々な生えっぷりの体毛自慢さんがたくさん参加したおかげで、会場の皆さんの拍手という厳正な(アバウトな)審査によって新たな体毛王が誕生する運びとなりました(おめでとうございます)。優勝者、準優勝者には「TaRiss`s」さん提供の巨大アダルトグッズ(たぶんディルドかアナルプラグ)がプレゼントされました。
 BOBO BOYSによるショー(BGMは「ガンダーラ」ではなく同じドラマのもっとポップな方の曲。なぜか「くもの巣投げテープ」の演出付き)もすごい量のチップが飛び交い、熱い盛り上がりを見せました。
 2回目のお客様参加型アトラクションは、お客様の体毛を桜の花がついた洗濯ばさみではさんでいくという「桜アート」でした。胸毛からへそ下へと続く「夜のシルクロード」に沿って桜並木が現れたり、なかなかオシャレで素敵な時間となりました。
 
 そして今回、ちょっとどんだけ?ってくらい事前にX(Twitter)で「わかめ酒」※をゴリ押ししていたおかげで、一部の界隈で「わかめ酒」が話題(パワーワード)になっていたりもしました(Course Kさんがコメントしていたこちらの漫画もずいぶん参照されたのでは?)。同じ日本の伝統文化でも「男体盛り」はいくつものイベントでやられていて、体験したことがある方も多いと思うのですが「わかめ酒」はたぶん初めてじゃないでしょうか。見たことある、やったことある、という人がほとんどいない、未知のアトラクションです。ちなみに「CHAOS」ではシャンパンを入れなければ「わかめ酒」を注文できないシステムで(それくらいの金額じゃないとキャストの皆さんもOKしてくれないですよね…)、初めはなかなか入らなかったのですが、MCでの宣伝やスタッフのネゴシエーションのおかげで、てっぺんを回った頃、ついにその時がやってきました。とあるお客さんからGOGO…じゃなかったBOBO BOYのCourse Kさんへのご指名が入ったのです。吸水シートを敷いたステージ上にCourse Kさんがスタンバイし、手で隠しながらパンツを脱いで上手に「ガンダーラ」を股にはさみ(ガンダーラは心の目で見るものです…)、膝をつき、上体を思いっきり反らせ…ハニーデルタのくぼみが平らになるまで、明菜の「タンゴノワール」ばりに体をのけぞらせ(すごいつらそうな体勢…)、そうしてできた夢の草原にシュワシュワの液体が注がれ、「わかめ」がユラユラ揺れる黄金の湖にお客様がストローを挿入して飲み干すという、世にも稀な光景が繰り広げられ、拍手と歓声が起こりました。「もう直接いっちゃいないよ」という声が上がり、次は直に飲み干し、しばらくそれを繰り返した後(Course Kさんも体勢がつらいので)、あとはふつうにシャンパンをみんなで飲むという感じでした(私もご相伴にあずかりました。ありがとうございます)
 その後も3時頃に某有名店のマスターさんが来られて何本か開けてくださったりもして、朝まで合計9回も「わかめ酒」の儀が執り行なわれた模様(Course Kさん3本、ベーちゃん3本、Mitsuさん2本、ぺーたさん1本だそうです)。景気がいいというか、なんだかめでたいですね。これも体毛イベントならではです(パイパンだとできないので)。そういえば、とあるGOGOさんが「わかめ酒」をやった直後に「ピリピリする。痛い」と「ガンダーラ」を押さえてました。本当に痛いんだ…と妙に感心してしまいました。

※わかめ酒はもともと芸者によるお座敷芸の一つで、女性を裸にし(あるいは下半身を露出させ)、正座させ上半身を背中側に反らせて太ももと下腹部にできたくぼみに酒を注ぎ込み、女性自身を酒器として楽しむものです。花電車や女体盛りと同じく日本の伝統的な性文化とされています(Wikipediaより)
 
 そんな感じで今回もたいそう盛り上がった『CHAOS』ですが、5/5に開催される本家『よつんばいナイト』もなんだかスゴいことになりそうです。
 ドレスコード…ではないのですが、この格好で来たら特別料金で入場できるという指定の衣装が、なんと「鯉のぼり一丁」or「ち○ぽそっくす」(玉と竿を隠す靴下または筒状のもの)。前代未聞!史上最淫!おやっさん、事件です!
 「鯉のぼり」は昨年のGWのよつんばいナイトでもパフォーマンスとして行なわれていましたが(オリジナルは沖縄の「SANDAR」さん。今年も開催するそうです)、「ち○ぽそっくす」気になってちょっと調べてみたのですがあれですね、海外の「COCK SOCKS」のことですね。海外でもそんなイベントほとんどないので上級者向けドレスコード?だと思います(例えばこちらのBearイベントで「COCKSOCKS & JOCKS」と書いてありました。COCK SOCKSとケツワレの熊だらけパーティ…見てみたい…)
 今年のGWの二丁目は六尺とかケツワレとか連日のようにセクシーイベントが行なわれますが「鯉のぼり」や「ち○ぽそっくす」はきっと未体験なはず。既存のイベントで飽き足らない皆さんはぜひ『よつんばいナイト』で限界突破してみてはいかがでしょうか?

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