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タイ上院第一読会で婚姻平等法案が採択

2024年04月04日

　3月27日、タイ国会の下院で婚姻平等法案が圧倒的多数で採択されたのに続き、4月2日、上院の第一読会で採決が行なわれ、やはり賛成多数で可決されました。今後第二、第三読会で可決されれば、国王の裁可を経て婚姻平等（同性婚）が実現します。


　婚姻平等法案は、原稿の民商法の「男性」「女性」を「個人」に、「夫婦」を「パートナー」に書き換え、性別に関係なくカップルに婚姻の権利を認める改正案です。養子縁組などの権利も認められます。先日の下院での採択に続き、2日、上院の第一読会にかけられ、圧倒的賛成多数で可決されました。NNAのニュースによると、158人が出席し、賛成147票、反対4票、7人が棄権、とのことでした（バンコク・プライドのSNS投稿によると、出席140人、賛成133人、反対1人、棄権6人でした）。第二読会の審議の前に法案を検証するための27人で組織する委員会が設置されることも決まりました。バンコク・プライドによると、7月8日に再び上院で審議に入り、第二読会、第三読会で採決される見込みだそうです。
（先日の下院で採択されたとのニュースの追記で、上院にはおそらく4月2日に上程されるとお伝えしていて、本当に2日に採択されたので、7月8日に再び上院で審議に入るだろうとの予測もきっとその通りになるのだろうと思われます。この夏にはタイで婚姻平等が実現し（同性婚が法制化され）、年内には同性カップルが結婚できるようになることでしょう）
　
　

　
参考記事：
【タイ】同性婚合法化法案、上院第１読会で賛成多数（NNA）
https://www.nna.jp/news/2643421


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