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ブロードウェイミュージカル『RENT』25周年記念Farewellツアー来日公演が行なわれています

2022年05月20日

 アーティストとして成功することを夢見てNYで家賃(RENT)を払うのに必死な暮らしをしている、ゲイだったりHIV陽性だったりする若者たちが、厳しい現実のなかでも自由と夢をあきらめず、今日という日を精一杯前向きに生きる姿を熱く描いた「ブレイクスルー」ミュージカル。ブロードウェイで10年以上にわたるロングラン大ヒットを記録し、歴史を塗り替えた作品『RENT』。作品の素晴らしさもさることながら、のちに世紀の傑作『RENT』を創り上げたジョナサン・ラーソンが初演の日の未明に大動脈解離で急逝し、観客の熱狂や拍手喝采を目にすることなく35歳の若さで旅立った…という悲劇もあまりに有名です(映画『tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!』で、『RENT』の誕生秘話とも言うべき、ジョナサンとゲイの親友マイケルとの友情が描かれています)。そして、日本版『RENT』のカンパニーは、2010年の東京プライドパレードのステージにキャスト14人が来場し、名曲「Seasons of Love」を歌ってくれたり(本当に感動しました。パレードの名シーンのひとつです)、同じ年にキャストの米倉利紀さんと田中ロウマさんがArcHに来て歌ってくれり、2012年には自ら「LGBT Pride Week」を開催するなど、商業演劇としては異例の入れ込みようで僕らにエールを贈ってくれていました。
 LGBTQコミュニティにとって本当に大切な作品である『RENT』。実際にシアタークリエなどでご覧になった方も多いと思いますが、本場のブロードウェイのカンパニーの公演はまだご覧になってない方もいらっしゃるのではないでしょうか。本当は2020年3月に来日公演が予定されていたのですが、コロナ禍で中止となり…しかし、ファンからの来日を望む声は絶えず、待望の来日公演がついに実現しました。『RENT』25周年記念Farewellツアーの最終地として、来日公演が行なわれているのです。


 時事通信「ブロードウェイミュージカル「レント」25周年記念Farewellツアー来日公演、ついに開幕!公演レポートが到着!」によると、「とにかく「この舞台にすべてを懸ける!」という意気込みがすごい」そうです。「四半世紀も前に生まれたはずの歌が、振付が、言葉が、いちいち今、そこで生まれているかのように届く。結果として浮かび上がるのは、命と愛の尊さという痛切なメッセージと、それをどこまでも血の通った言葉とメロディで音楽化したラーソンの偉大さだ。例えば『Seasons of Love』は、今や誰もが一度は耳に、あるいは口にもしたことがあるであろうスタンダードナンバー。だがこのカンパニーの衷心からの歌声で聴くと、「1年=525600分を愛で数えよう」というラーソンの発想に改めて驚かされるとともに、その提案に乗りたくなってくる。そうした現象はすべてのナンバーで起こったが、わけてもコリンズとエンジェルの歌う『I’ll Cover You』は胸に迫った」
(ゲイのコリンズとドラァグクイーンのエンジェルは『RENT』のなかでも最も重要なカップルだと思いますが、コリンズが変にスリム化されたりしてなくて、オリジナルのイメージなキャストで演じられているところもGOODです)
 ツアーの最終地での公演ということで、キャストのみなさんは「渾身のパフォーマンスを繰り広げている」そうです。
 ブロードウェイミュージカル『RENT』25周年記念Farewellツアー来日公演は、5月29日の“大千秋楽”まで、東急シアターオーブで行なわれます。


ブロードウェイミュージカル「レント」25周年記念Farewellツアー来日公演
脚本・作曲・作詞:ジョナサン・ラーソン
初演版演出:マイケル・グライフ
出演:アメリカカンパニー ※生演奏・英語上演・日本語字幕あり
公演日時:2022年5月18日(水)~29日(日) 全16回
会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
料金:S席14,000円 A席11,000円 ※B席は完売(全席指定・税込)、エンジェルシート7,000円(※販売方法につきましては公式HPにてご確認ください
上演時間:約2時間35分予定(休憩20分含む)
お問合せ:キョードー東京0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)
主催・企画・招聘:キョードー東京
後援:J-WAVE

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