前回YAMANさんからのご紹介、ディストリビューターのタジさんです! | 二丁目テレフォンショッキング

前回YAMANさんからのご紹介、ディストリビューターのタジさんです!

前回YAMANさんからのご紹介、7人目のお客様はディストリビューターのタジさんです!その聞き慣れない職業とは一体何なのか?そしてワールドワイドな話しがいっぱいです。

チェキチェキ!!!


小保方(以下O):
よろしくお願いしまーす。

タジ(以下T):
はい、お願いしまーす。

O:
まず現在のご職業からお伺いします。

T:
現在は自営業でセレクトショップをやっています。あとディストリビューターをしています。

O:
ディストリビューターって何ですか?

T:
ディストリビューターって海外のブランドの販売代行みたいな仕事で日本に自分が輸入した物を日本のバイヤーに売る感じ。

O:
仲介みたいな?

T:
うん、そうだね。

O:
じゃあ日本のバイヤーさんが海外に行かなくてもタジさんのところで買えると。

T:
そうそう。お店に来てサンプルをみて買ってもらったり。海外では割とポピュラーな仕事なんだけど。

O:
その海外のコネクションはどうやって作るんですか?

T:
足で。

O:
足で!?

T:
結構、突撃だよ(笑)。

O:
前にベルリンとか行かれてましたよね?

T:
うん、ベルリンとかアムステルダムとか。前、アムステルダムに付き合ってる人がいたからアムスベースで動いてたんだけど。

O:
あれ?ここ使っちゃっていいですか?(笑)

T:
いいよいいよ、オランダ人だし(笑)。

O:
じゃあ現地でお店まわったりするんですか?

T:
そうだねー。お店まわったりあとは友達の伝で紹介してもらったり。他には気になるブランドがあったらフライヤーとかショップカードを貰って帰ってとりあえずすぐメールしてみたり、電話してみたり。で、すぐ次の日にアトリエに見に行くとか。そんな感じ。
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O:
バイヤーですね(笑)。

T:
そうですね(笑)。

O:
でもコミュニケーションとかはどうするんですか?

T:
英語だよ。最初は喋れなかったけどもう覚えた。勉強もしたし。

O:
でもベルリンでも英語大丈夫なんですか?

T:
基本的にヨーロッパは英語通じるからね。大丈夫。

O:
それは語学学校とか行ってたんですか?

T:
うーん、独学。全部独学で。語学留学とかしなくても英語とかって出来るからさ、覚えようと思えば。喋ろうと思えば。

O:
じゃあこのお店はそう言うブランドのもので?

T:
そうだね、あとは買い付けでやってるブランドのものがあって。それはコロンビアとかNYとかロンドンとか。

O:
NYとかも行くんですか?

T:
雑誌ですごくちっちゃい記事を見つけたんだけど凄く気になっちゃって。で、すぐにメールしたの。「これやりたいんですけど」って。

O:
じゃあ直接会った訳じゃなく?

T:
うん、メールのやりとりだけだね。でも結構そういうの多いよ。今NYのゲイ雑誌とかも扱ってるんだけどこれもたまたまネットで見つけて。写真とか紙の質感もすごく良いからやりたいって言ってやってるんだけど。あとはパリのゲイ雑誌とかもすごくお洒落だよ。

O:
ホントだ、日本のゲイ雑誌とは少し違いますね。

T:
そうだね、写真の構成とかとてもアート寄り。あと大物のフォトグラファーも参加したりするしね。でも海外のゲイ雑誌ってこういったファインアート寄りの雑誌からエロ全開の情報誌まで幅広くあるから。

O:
こういうゲイ雑誌、日本にも欲しいですね。

T:
そうそう。今無いじゃん?だからウチの店で色んなゲイ雑誌扱ってるんだけど。やっぱりゲイ雑誌ってゲイじゃないと売ってても説得力ないじゃん?

O:
ですねー。納得。ちなみにご自身のブランドとかはあるんですか?

T:
無いねー。だからお店はほとんど買い付けしてるものと営業代行で扱ってるものだけだね。

O:
ちなみにお店の名前は?あとその由来も教えて下さい。

T:
お店の名前は「セメント」。柔らかいものが固まって1つの形になるって意味で。

O:
ちなみにずっとアパレル関係で働いてたんですか?

T:
一番最初はサラリーマンでしたよ。設計の仕事。学校が土木系の学校だったからね。でも卒業式の予選会みたいのがあったんだけどその時ドラァグクイーンで出たんだよね、周りはみんなスーツなのに(笑)。巨大なハートを頭に付けて全身タイツで。地元の公民館で(笑)。

O:
すごいですね(笑)。ちなみにドラァグクイーン業もしてたとお伺いしたんですが。

T:
東京に出て来てたぶん5~6年位。あまり長くはやってなかったな。

O:
ドラァグをやっていたのもファッションの魅力からですか?

T:
そうだね。ファッションの方が強かったかな。そんなに表現したい事もなかったし。

O:
ちなみにドイツやアムスでは向こうのクラブとかも行ったんですか?

T:
うん。もちろん。

O:
どうですか?やっぱり日本とは全然違いますか?

T:
もう全然違うよね。ドイツのゲイパーティーとか超楽しいよ。やばい(笑)。
Bergheinって箱があって広さはageHaの2倍くらいあるんだけど元々はE-werkっていう名前のゲイ向けの箱だったの。で、今も名残があってそこの後ろにラボラトリーっていう1000人くらい入るゲイのセックスクラブがあるの。

O:
セックスクラブ!?

T:
セックスパーティーだけやってる箱なの。

O:
それは中でセックスが行われてるんですか?

T:
そそ。クルージングだけやるクラブがその真後ろにあるの。

O:
しゃあ音響がとかがしっかりしてる発展場みたいな感じですか?

T:
うん。もう凄いよ(笑)。友達が言ってた事が言い得て妙だったんだけど富士急ハイランドの「戦慄迷宮」みたいな(笑)。

O:
(笑)。

T:
もう何でもあるんだけど廊下にグローリーホールがブワァーってあったり、ドイツの公衆便所を模したものもあったり、迷路があってそのなかにアトラクション的にケツ掘りブランコがあったり。

O:
それはみんな服来て入ってるんですか?

T:
いや、ほとんど全裸だね。腕に乱暴にマジックで番号を書かれて。あとはもうみんな、あーでもないこーでもないってやってるよ。結構派手(笑)。

O:
へー、ArcHでやろうかなぁ(笑)

T:
やろうよ!ArcHでセックスパーティー(笑)。

O:
迷路とか作りますか?(笑)

T:
そうだね(笑)。でも日本ではクルージングパーティーとかってほとんどやらないもんね。すごいカッコいいクルージングパーティーとかやりたいよね。

O:
日本だとまだ「SEX」=「後ろめたい」みたいのがまだあるんですかね?

T:
そうかもしれないねー。もっとあからさまな方が良いと思うんだけど。

O:
ちなみに日本のゲイパーティーと海外のゲイパーティーってどう違いますか?

T:
うーん、オカマって部分では一緒なんですけど、人はもっと自由な感じ、何となくね。基本日本ってカテゴライズしがちじゃん。何系、何系みたいに。あんまりそう言うのはないね。

O:
あんまり細分化されてないんですか?

T:
あるっちゃあるんだけどもう少し自分は自分みたいな感じの印象だから。まぁ、どっちにしろ派手だね。楽しいよー。ドイツもそうだしオランダもそうだし。ゲイに寛容な国は割とそんな感じ。行ったほうがいいよ!楽しいと思うから!

O:
行きたいー!さて話は戻りますが今後はもっとお店を大きくしたいとかあるんですか?

T:
まぁでもしばらくこんな感じかな。最近お客さんも結構きて、名前も知られるようになったから。でもこの位の広さが一番いいのかな。お客さんと話しながら出来る様なね。

O:
なるほどー、頑張って下さいね!さて次はどなたにまわしますか?

T:
じゃPINK MANで。

O:
了解です!!!今日はありがとうございました。


PINK MANさんからのコメント
「よろしくお願いしまーす。」

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