やっぱりタルトのおいしさはバターのおいしさなので、バターで作った方が断然おいしいのだけれど、ダイエット中であくまで低カロリーで…とお望みであれば、割り切るしかございません（汗）。ダイエットしてても、お菓子は食べたいですもんねぇ～。


リンゴ4～5個（あれば紅玉）は1/4ずつに切って、皮を剥いて芯をとります。フライパンか大きめの鍋に入れ、砂糖を70gぐらいまぶして、20分ぐらい放置。すると、リンゴから果汁が出てくるので、鍋を中火にかけます。

砂糖が溶けたら弱火にして、鍋をゆすったりしながらシュンシュン煮ます。リンゴから果汁が出てくるので砂糖はなかなか色づきませんが、リンゴが煮えてきたら砂糖が茶色くなってきます。砂糖がメープルシロップみたいな色になったら、火を止めます（まだリンゴがナマっぽいように感じても、このあとさましたり焼いたりする中でちゃんと火が通ります）。

ボールに卵黄2個、砂糖60グラム、コンデンスミルク大さじ3を入れて、泡立て器でよ～～くすり混ぜます。小麦粉200g+ベーキングパウダー小さじ1/2を合わせてふるいながら投入、入れずぎないように慎重に牛乳をちょびっとずつ入れながら（この日は大さじ3杯入れました）、生地が（ポロポロじゃなくて）ようやっとひとつにまとめられるぐらいの固さに調節しながら練り、丸くまとめてラップに包み、30分ぐらい寝かせます。

生地の半分量を麺棒で、打ち粉をした台の上でのばしてタルト型にのっけ、ぴっちり貼りつけます。180度のオーブン上段で、うっすら焼き色がつくぐらい（10分ぐらい）焼きます。

焼いた生地の上に煮えたりんごを並べて敷き詰め、残った生地を伸ばして上からかぶせます。

180度のオーブン下段で30分ぐらい、きれいに焼き色がつくまで焼きます。

焼き上がったら、さまします。1晩おいて、生地がちょっとしっとりしてきたぐらいがおいしいかもです。お好みでシナモンをふってもいいし、ヨーグルトをかけてもいいと思います～。


※水分が多い種類のリンゴの場合、リンゴを煮ていて果汁がぶじゅ～っと出過ぎちゃうことがあります。リンゴの1/4が果汁に浸かっちゃうぐらいだったら、いったんリンゴを取り出して煮詰めてからもっぺんリンゴを戻して煮ます。基本的に砂糖がシュンシュン泡立つ中でリンゴが煮えていくカンジです。
別に煮くずれてもおいしいんですけど、きれいに盛りつけられなくなります～。