2016年11月1日火曜日

金色のライオン

ゴールドの髪をなびかせて 君は僕を見て背伸びをした
くわえ煙草のまま 微笑んだ金色のライオン
新宿ももう変わっちゃったね 僕らが知り合ったあの頃は
ネオンサインだって もう少し優しかった気がする

君も僕もヒッピーだった 魂の行き場を探して
当てもなく歩き疲れては 一つの毛布の中

友達が増えていく度に 夢が膨らんでいく気がして
夜通し話あかしても 眠くなんてなかった
ピストルズの話をする時 君はいつも遠くを見ていた
行ったこともないあの国まで まるで旅したように

僕たちみんなヒッピーだった 魂が泣きそうな夜は
穴倉のようなあの店で 踊り明かしたっけ

大人になんてなれやしないと あの頃笑いあった仲間も
少しずつ欠けていったよね しかたないことだね
君のあのコは元気なのかい 君のあのギターは唄っているかい
またこんな風に会ったときは 昔話はよすね

君も僕もヒッピーだった 魂の行き場を探して
当てもなく歩き疲れては 一つの毛布の中

僕たちみんなヒッピーだった 魂が泣きそうな夜は
君のギターに合わせ唄った 終わりのない夢を

最近寒くなって、WATARUが学生時代にファンだった「川村カオリ」さん(少し前に亡くなってしまいましたが…)の歌の歌詞の一部です。
学生の時に大好きな歌で、最近夜に新宿を歩いていると、いつもこの歌がWATARUの中で流れてます。

「俺もこんなんだったな、確かに新宿の街の色も10年前と最近じゃ違ってる気がする」って思うのはWATARUだけですかね?

今宵は寒いから、お体ご自愛くださいませ。(明日からまた暖かくなるみたいだけど!!)
こんな夜は誰かといちゃいちゃしておでん食べたいなー。