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自分をリーディングした話

よくお客様に尋ねられることのひとつに

「自分のことは占ってはいけないのですか ? 」

というものがあります。

この件に関しては様々な意見があるようですが、
ぼくはばんばんリーディングします。

だって自分のことがリーディング出来ないなら、
タロットなんて学んでも面白くないし(おい)、
やっぱり自分が一番の練習材料ですからね。

で、いま考えている、あることについてカードを引いてみました。



げ。

なんと、すべて大アルカナ。

これからやろうとしていることは、
ぼくにとって大きな意味のあることのようです。

一枚目、現状を表すカードは『死神』。

何かが終わろうとしている、
古いものを手放す必要がある、

そんな変わり目の時にいることを感じました。

では、手放すべきものって何 ?

それは、アドバイスの位置に出ている『愚者』が
伝えてくれています。

「なんにも考えんでええ」
「アホでええ、子どもでええ」
「そのときオモロそうやと思ったことやってたらええ」


愚者のカードからは、そんなメッセージを感じました。

ということは『死神』が刈り取ろうとしているものは、

「しっかり考えてから行動せねばならない」
「真面目であらねばならない」
「目の前の面白そうなことより、いますべきことをせねばならない」


といった考え方のパターン、思い込みなのでしょうか。

こう言うと
「いやいやいや、お前そんな真面目な人間ちゃうやん !
いまでも充分ええかげんやん ! 」
と言われそうですが、
自分の中では、しっかりせねばならないと
精一杯がんばっているのですよ。

「きちんとしなければ」
「オトナでいなければ」


そんな古い信念、思い込みを鎌で刈り取り、
ゼロ(『愚者』のカードはゼロ番です)から再スタートを
切ることが求められているのですね。



その結果どうなるか ?

『女帝』です。

自分自身を、お母さんのような
豊かな愛で包み受け入れられるようになる。

考えてみれば『愚者』は、赤ちゃんです。
夜中でも関係なく泣き、
お腹が空けばぐずり、
面白そうなものを見つければなんでも口に入れ、
まさに常識の通じない「愚か者」です。

それでも、お母さんは子どもを無条件の愛で包み込みます。

まずは自分が赤ちゃんになることで、
自分に対してお母さんのような無条件の愛を
感じることが出来るようになる、

そして、自分自身をお母さんのような豊かな愛で
包み込めたなら、次に他人をも愛せるようになる。

そんなメッセージを感じました。

そして、最後のカードは『アート』。

通常のタロットでは『節制』というタイトルで
天使が手に持ったカップからカップへと
水を移し替えている絵が描かれていますが
トートのタロットでは、火と水という、
相容れないものを統合させ、黄金を生み出す技が
描かれています。



このカードは「高次の存在」「ハイアーセルフ」などからの
メッセージ、として引いたのですが、

「失敗を恐れて頭で考えて行動するパターンを終わらせ(『死神』)」、

「何も考えずに、行動することで(『愚者』)」、

「自分に対しても、人に対しても、
愛や優しさを感じれるようになり(『女帝』)、

「思考と感情のバランスがちょうどうまく取ることで、
新しいもの(新しい自分 ? )を生み出せるようになると意識しておくこと」

ということでしょうか。

また、このカードは、ぼくの太陽星座である
射手座と対応しているカードです。

もっと射手座っぽい部分を表に出して、
自由に、ちゃらんぽらんに(射手座の皆さんゴメンナサイ)、
やればいいじゃん !
愚者になったらいいよ !

と言われているようにも感じました。

ちょっと都合よく読み過ぎですか ? (笑)
でもまぁ、これからが楽しみです。