1年程前から左目に白い濁りがあり


ずっと不調を感じていました。



手術当日がきました。



午前10時に病院へ行き


手続きを終わらせると 病室に入り


抗生剤の点滴が始まりました。



これを続けて2本打っている間に


30分間隔で4回の目薬をさします。



瞳孔を開くので


段々と景色がぼやけていきます。



手術着に着替え 車椅子で手術室へ。



先生がにこやかに迎えてくださいました。



でも自分の心は最高潮にブルーでした。



自分では緊張してない!と


思っていても 血圧が200を超え


心臓が飛び出てくるのではと思うほど


ドキドキしていました。



強制的に器具でまぶたを開けて固定。



乾燥を防ぐために上からポタポタと


雫が落ちてきます。



麻酔のあとは


なんとなく先生の手の動きもわかります。



ハサミが見えたりもしました。



自分の体はずっと力が入ったまま。



先生が色々と話しかけてきますが


はい


ぐらいしか答えてなかったようです。



眼球にメスを入れ 超音波で濁りを取り


人工レンズを入れるという手術。



なんだか狭い水槽に入れられて


もがいているような


そんな景色でしたよ。



あ~イヤだイヤだ!



ずっと心の中で 早く終われ~!と


叫んでいました。



約20分の手術でしたが


とてもとても長く感じましたよ。



こんな不快な思いも久しぶりでした。



先生から 白い濁りが軟化していた


と言われ やっぱり長い期間


不自由だったから


そうなったんだろうと思いました。



左目に眼帯を付け


翌朝までその状態で過ごします。



色々な日常の動作をするのですが


片目だと距離感がわからなくなるんです。



お茶を取るとか お茶碗を持つなど


その場所より向こう側にあったりします。



パソコン作業やスマホは


なんとか見られました。



就寝時間になり 寝ましたが


夜中に目が覚めて


そこから朝まで眠れませんでした。



朝9時から診察でした。



検査のため眼帯を外しましたが


え?よく見えないんですけど~


手術までして


ここまでしか見えないのか


と思うほど違和感ありありです。



先生との診察でその事を言ったら


1ヶ月ほどかけて


次第に違和感がなくなってきます


と言われましたが


ほんとかよ と思うほど


見えなかったのですよ。



自分の感覚では 眼帯を外した途端


うゎ~はっきり見える~クリアです!


みたいな感じに思っていたけれど


あまりにもかけはなれていたので


ちょっとショックでした。



まぁ馴染むまで待つしかないですね。



その後 病室に戻り


薬剤師から目薬のさし方の説明を受け


会計→退院となりました。



ここから1ヶ月間


保護メガネを24時間着けて


過ごさなければなりません。



運動や入浴など 制限が多すぎるため


東京への出張はキャンセルしました。



とても残念でした。



しばらく仕事も制限して


様子を見たいと思います。



早く日常に戻ったらいいなぁ。