政教分離と枝葉末節 | Gonta のブログ

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僕の「日記」です。
なかなか更新するのはできていないですが、頑張ります♪

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第二次大戦前、先進国のマネをしてどんどん領土を拡大していった日本。しかし日本の本当の目的は「欧米諸国の植民地になっている太平洋上の国々を奪い取って、その地域を発展させ、やがて本来の独立した国に戻す」と言った話です。

(ま、僕にはホントかどうかは知りませんが…。)

しかし、自分達の植民地を奪われる欧米からは「はぁ~? 何してくれてんねん!」ってことになるわけで、真珠湾攻撃を大義名分として、日本をボコボコにする計画が実行されます。

それはそうと、当時の日本は "大日本帝国憲法" によって 天皇主権 で運営されていました。実際は、時の政治家が立案し天皇の許可を経て(=天皇の責任で)実行されていたんでしょう。

第二次大戦が終わって、天皇は連合国軍最高司令官マッカーサーに「全責任は自分にある。自分の命に代えて自国民を助けてもらうようお願いする」旨を伝えます。もう今では有名な話ですね。

 

 

そして日本は降伏調印をし、政策立案は連合国総司令部(GHQ)が行なうこととなり、日本国憲法を作られました。
大きくは、❶"主権" を天皇から国民へ、❷"戦争" を放棄へ、❸"天皇" は単なる象徴であって政治に加担しない…という内容です。つまり、当時は「天皇=神」として崇め祀った "教育" を止めさせる目的が大きかったんだろうと思います。
実際、日本の歴史の教科書では、

 ・日本人の成り立ちは、神道・天皇に始まる。

   → 聖徳太子以前の歴史は "考古学" でごまかす。

 ・天皇を存在=日本の歴史 にも関わらず。

   → 天皇を登場させない or 天皇は悪者にする。

をGHQは日本に強要し、戦後77年を経たにも関わらず未だに日教組がGHQの指示した教育を続けています。
最近この人が日本の中学歴史教科書を作るそうなので、とっても楽しみなんですが…♪

 

 

GHQは日本国憲法を作る際に 国民主権 とし、国民以上に権限を持つ天皇のような "神" とするような特定人物が主権を持つことがないよう…。これこそが "日本国憲法" にある「政教分離」ではないでしょうか…。

 

     *     *     *

 

さて、最近の日本の報道では、自民党と統一教会との癒着がどんどん明るみになっているのですが、"肩書き" が大好きな日本人は、統一教会を未だに "宗教" と位置づけしています。
そもそも "宗教" って何ですかね…。

これは僕の勝手な定義なんですが、

  宗教……哲学(どう生きたら幸せになるかの学問)

      を導く教え

って思います。

科学も全く知らなかった昔に、とある 哲学者 が体験した道理をいっぱいメモをし、それを「経典」として広めようとしていたのではないでしょうか…。哲学者 に人が集まり「この人はスゲぇんだぜ!」って信者が発生して崇め始める…。その 哲学者 こそが キリスト や 仏陀 なのかもしれません。

そして、その噂を聞いて大陸に渡って、今でいう "留学" をしてきた人が 空海 や 最澄 なのかもしれません。

だからこそ、

 

  教育……「悪い事をすると地獄に落ちる」

というような、死生観を含めて "お寺" が担当していたのかもしれません。


ところが最近は、今の政治家同様、自分の特色を売りにして広げるためにいろんな宗派に分かれて、結果、お互いに石を投げつけ合いをしてますよね?(汗)

 

  宗教……勢力争いに勝とうとするための組織

 

「数は力なり」と言わんばかりに 組織 を大きくするのに躍起になって、哲学染みた何となくの「経典」を引っ提げては広報をしてどんどん人数を募集し、 組織 を維持するための "お布施" だけを生業としています。

もはや 哲学 なんてありません。(笑)
学校に科学的要素の大きい 教育 を取り上げられてしまった "お寺" には、せいぜい死者を引き合いにして精神的な説教をする程度で、墓地の整備と法事でしかお金を作れません。

(…と言っても、"所得税非課税" の神社仏閣は金にまみれているようですけどね…。嘲笑)

 

     *     *     *

実は、今話題の "統一教会" も例外ではありません。
前回の日記にも書いたように 宗教 というよりは 組織 であり「事業家」と言ってイイと思います。しかし日本人は何だかんだ言って "肩書き" が大好きです。宗教法人に指定されている以上、"統一教会" をどうしても 宗教 と位置づけしたいのでしょう。

 

  「信仰の自由 の迫害」

  「政治家と統一教会の癒着」

  「自民党に統一教会の信者がいても違反ではない!」

  「創価学会は政教分離に違反する!」

 

あのね、、、日本人の殆ど(…僕は無宗教家なのでココには入りませんが…)は お墓参り もするし 神社 にも行く。そんな屁理屈じゃ日本人の誰が政治家になっても「政教分離」に違反することになりますよ。

もう一度言います!

 

  国民主権 とし、

  国民以上に権限を持つ "神" とするような特定人物が

  主権を持つことがないよう…。

  これこそが "日本国憲法" にある「政教分離」では

  ないでしょうか…。

そう、国民より上に "統一教会" を置き、韓鶴子 を"神"とした 哲学 も無い 組織 が運営しているじゃないですかっ!!!!
この状態こそが「政教分離」という 現行 の 日本国憲法 に違反してますし、 日本国憲法 を遵守する立場にある行政府(=与党)が 国民主権 を無視して国家を運営していることが問題なわけですよ。

なのに、↑↑のような 枝葉末節 な意見がどんどん出されては、聞いている視聴者がみんなが、どんどんウンザリしている感じです。
実は、この 枝葉末節 な意見こそ、"自分" を持たない日本人を簡単に惑わすものであり、このウンザリ感こそが「勝手にしろ!」「俺には関係ない!」などの "自分" を失くす方向に向かわせる…。

  枝葉末節……些細ささいな部分、

        本質からはずれた些末さまつなこと。 

  ・「枝葉」は枝と葉で、幹が主要なもののたとえで

    あるのに対して、主要でない部分のたとえ。 

  ・「末節」は木の末のほうの節ふしの意で、

    主要でない些末な部分のたとえ。 

 

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例えば、下のイラストを例に "駐車違反" でいうと…、


  「駐車禁止なんだから駐車は違反でしょ!」

  「狭い道路を作ったヤツが悪い」

  「消防車の大きさを再検討しろ!」

  「火事を起こすのが悪い」

  「きっと駐車した人に理由があったのだろう」

  「消防士は違う道を選ぶべきだった」

 

これらが 枝葉末節 な意見です。
"駐車違反" がテーマなのにですよ!

本来は、

 

  「狭い道で他者の邪魔になるから駐車してはならない」

 

です。

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こうやって、もっとシンプルに考えなよ! そう、幹の部分(そもそもの部分)を…!
ロッキード問題の時も、公務(鉄道・郵政)の民営化の時も、消費税導入の時も、東日本大震災の時も、本来どうあったら良かったと思いますか?
国民には主権があります。選挙で政治家を選ぶだけではなく、政治家が憲法や法律を遵守しながら公約(=有権者との約束)を守るかどうかを監視する必要があります。これを軽視してきたからこそ、今の日本国民は「日本だけ金が無くなる」事態になり、「貧富が拡大する」事態になり、「民主主義←→共産主義」とか言うトンチンカンが湧いて出てくるわけです。

最後に、(何遍も言っていることなんですけど…)

 

  たった1冊、"中学3年「公民」の教科書" を読みましょう!
  (政治・裁判・選挙・経済・環境…など全部載ってますから)

 

そして、幹の部分(そもそもの部分)をシンプルに考えましょう。
そうすると、物事が良く解るし、道理も解るし、何より "鬱病" にはなりませんから…。(マジ)

 

今回のコロナで解ったでしょ?

 

  政治は、僕ら1人1人の "人生" に影響するものだと…!