西洋占星術界隈では、割と重要視される

水星逆行について改めてお話します。


まず、水星は地球に最も身近な天体で、水星の公転周期は約88日。しかし天動説を主体に考えている西洋占星術のジオセントリックチャートでは約1年かけて地球の回りを一周します。この経過内で起こるのが天体の逆行運動です。

もちろん、実際天体が逆行している訳ではありません。私自身地学には疎いので(申し訳ございませんが)細かい説明は難しいのですが、地球から逆行しているように見える、あくまで見た目上の運動です。

そして水星は年に3回逆行し、だいたい3週間位続きます。

そして太陽、月を除く他の天体も逆行はします。

ではなぜ水星が毎回騒がれるのでしょうか。

 

西洋占星術の中で水星が示しているのは、言語、コミュニケーション能力、仕事上のスキル、思考のパターン、兄弟、機械等、身近なものであり他者とのツールを示す事柄です。

つまり、簡単に言うと本来正常に運行している水星が逆行するという事はこれらツールが正常ではなくなるという事になります。なので水星逆行でよく起こる事象として、

・忘れ物をする

・言い違い、伝えたつもりが伝わっていなかった等の伝達ミス

・交通機関が乱れやすい

・身近な電子機器の故障

・金融商品相場が不安定になる

・イライラするというか、落ち着かない

・ケアレスミス

・懐かしい知り合いからの連絡

等があげられます。

どれも面倒くさい事ばかりですね。(笑)

懐かしい知り合いからの連絡はちょっと楽しみにしたいところですが。

後、昔はまったドラマ、映画、漫画、音楽等にもう一度小さくマイブームがきたりします。

やはり思考を示す水星が逆行するという事で過去を振り返るという意味合いのようです。

逆行の影響の有無、大小には個人差はあります。

そして、チャートの中でどのように作用するかも個人によっても変わります。

しかし、自分に対してあまり影響が無くても、先ほども記載した通り、水星はコミュニケーションや身近な機械も管轄しているので、他人を介して影響を受け、社会全体に響きやすいのかもしれません。

そして、影響の出方にも個人差はあります。

私の場合とにかく身近な電子機器が壊れやすかったりします。

壊れるまでいかなくても一時的に不調になったりします。

各個人どういうところで影響が出やすいかを見つける手段として、自分のバースチャート上のふたご座上のカプス(おとめ座の支配星も水星ですが、私はふたご座の方が水星の支配星としてしっくりくのでふたご座でみます)が支配しているハウスを参考にします。私の場合だ2ハウスになります。2ハウスは所有の部屋といわれ、自分の持ち物、金銭を示したりします。

なので、自分の持ち物、特に電子機器に影響がでているように感じます。

ただ、所詮という言い方には多少語弊はありますが、所詮水星の影響なんで、実際はその時はちょっと焦ったり、混乱してもまず大事に至る程の影響力を持った天体ではありません。

もっと大事になる時は他の天体の影響も加味している可能性が高いです。

なので、色々お話しましたがそんなに神経質にならず、ちょっと気を引き締めたら全然大した事ではありませんのでご安心下さい。

むしろ、逆行時に久しぶりに誰から連絡くるかを楽しみにしたり、こちらから気になった人に連絡を入れてみるのもいいかもしれませんね。


過去を振り返る機会ということで

今現在の自分自身の見直し期間、仕切り直し等

ちょっとした自分のメンテナンス期間に

使うのも良さそうですね!


画像は実際の水星です(笑)

神秘的ですね!



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