WANDS 7

風との戦い

大アルカナ戦車の青年が向かい風に苦戦している様子が描かれています。

解説書にはquixotic struggleと記されています。目に見えない風に抗う様子を「風変わりな闘い」というニュアンスで表現しています。このカードは対決、それも目に映らないモノ、厄介な戦いを意味します。

ウエイト版ワンドの7は男が丘の上に立ち、下からワンドで突き上げられ、奮闘している様子が描かれています。意味は優位な状況、善戦です。風との戦いというゲイタロットでは、ウエイト版に比べ不利な戦い、不毛な戦いというニュアンスが強く出ています。





WANDS 8

ムーヴメント

人物は描かれず鳥の群れが描かれています。解説書には全てがうまくいっている。グループはエネルギーを統合し、問題を早急に解決するとあります。

群れとして目的地に移動しますが、鳥達は個としてそれぞれ飛んでいます。

好転や全体で結果を出すというニュアンスのカードです

。ウエイト版ワンドの8も自然の風景をバックにワンドが飛来して人物は描かれていません。意味は急展開、物事の進展です。人物が描かれていないデッキは、自分の力ではどうする事も出来ないというニュアンスがあります。このカードはゲイタロットもウエイト版も意味は同じですね。






WANDS 9

タイトルがDon’t mess with meと付いていてニュアンスに迷いました。俺に構うな的な不貞腐れた意味合いでしょうか。解説書には親しくしない様に壁を作る、防御力と記されています。

防御力という意味から強い意志も感じますが、遮断という悲しいニュアンスが伝わります。

ウエイト版ワンドの9はワンドをバリケードの様に並べ、怪我した男が警戒している様子が描かれています。意味は頑なな防衛というニュアンスで、相手を受け入れない固い意志があります。ゲイタロット同様、

少し寂しい雰囲気が漂いますね。






WANDS 10

負担

大アルカナのフールの青年の後ろ姿です。フールの時点ではワンちゃんは離れていました。タイトルは負担、解説書には責任、義務とあります。彼はワンちゃんと旅を共にする事を選びました。負担と聞くとネガティヴですが、強い責任感を表現したカードだと思います。

ウエイト版ワンドの10は、男が10本のワンドを背負い歩いている様子です。意味は重圧、負担とゲイタロット同様のニュアンスです。しかし辛い重圧に耐えて、その先に成果があるという、ワンド(情熱ややる気)の本質の様な意味があります。描かれているのがワンドかワンちゃんの違いで意味は同じです。




普段はこちらで鑑定しています✨

https://yushitessen.com/



公式LINEはこちらから✨✨

https://lin.ee/G4ObZrp