SWORDS 7
メッセンジャー
大アルカナ戦車の青年ですね。今回はスケボーで軽快に配達している様子が描かれています。解説書には障害を乗り越えて計画を実行する、スピード重視、とあります。
占星術の水星の様なカードですね。この世はあらゆるもの(意思、情報等)の伝達で成り立っています。
ウエイト版のソード7は、男がソードを抱えて後ろを向きなが軽快に走っている姿が描かれています。要領の良さ、悪い意味だと詐欺みたいなニュアンスがあります。
ゲイタロットではメッセンジャーでウエイト版と若干ニュアンスが違いますが、共通点はスピード感と軽快さです。
SWORDS 8
混雑した地下鉄
日本の満員電車に比べたら、全然比じゃない雰囲気ですね。物悲しい雰囲気が漂っています。解説書には人混みの中の孤独感、自分の偏見に囚われるとあります。どれだけ回りに人がいても、打ち解けられない寂しさを暗示したカードかもしれません。
ウエイト版ソードの8はぬかるみに剣が8本刺さり、目隠しと縛られた女性が立っています。このカードは身動きが取れない八方塞がりの状態を暗示しています。ゲイタロットでは電車混雑でしたが、動きづらいというより孤独感を描いています。
どちらも共通点は膠着状態かもしれません。
SWORDS 9
不穏な夢
カップの8が年老いた親に別れを告げるカードでした。そのカードの続きでしょうか。息子が戦闘機に乗り父親が心配する様子。解説書にはストレス、心配とあります。悲惨な想像に支配されたとても辛いカードです。
ウエイト版ソードの9は、9本の剣の前に女性がベッドで絶望している様子が描かれています。失望、不安に取り憑かれるといった意味です。ゲイタロット同様、直接傷つけられた訳ではないですが、ネガティブな妄想に取り憑かれるというカードです。
SWORDS 10
スクリプトの選択、あなたは選択できます。と題され、パソコンにはウエイト版ソードの10が描かれています。そしてコンセントを抜こうとしています。人生という物語は自分の力でどうにでもできます。私達はパソコンに例えるなら、意識というOSを介さないと物事を映し出す事が出来ません
ウエイト版ソードの10は、このパソコンの画面です。男が10本の剣に刺されて、背景は夜明けです。意味は終了です。剣は肉体を刺しています。これは死です。全て終わった後です。しかし、ゲイタロットはパソコンのモニター内で、スクリプトを変えるのは自分自身というニュアンスで描いています。
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