2015年09月27日

店の名は*あすほ

40年前の1975年にイギリスで公開された映画、『ロッキー・ホラー・ショー』(原題:The Rocky Horror Picture Show )は、観客参加型のカルトムービーとしていまだに定期上映が続いています。その映画中、婚約したてのカップルが道に迷い、車がパンクしたので、電話を借りようと近くの古城を訪ねたところ、美男子人造人間を作ってるバイセクシュアルの博士に出会うのですが、その古城の呼び出しベルを鳴らす際、観客が発するセリフ、"Ding-dong asshole calling" に、新店舗の店名は由来しています。婚約したてのこのアホな男性が親しみと軽蔑の感情を込めて "asshole" と呼ばれています。店名はあえてひらがなで「あすほ」と書きますが、公式に和訳をつけるとすれば「あほ」ですね。アスタリスクはオマケなので気が向いたら適当に付けてみてください。

みんなあほでええやない? あほになって楽しまましょ? そんな気持ちがいっぱい込められています。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損と言いながら、ダンスパーティーに誘われる*あすほ*ちゃんにみんななっちゃいましょう!!

2015年09月24日

W閉店

やっと決心がつきました
2015年9月26日の営業をもってWを閉店します
2012年1月に営業を開始して4年弱、はじめの約2ヶ月間の競パン営業時を除き、そのほとんどを週末のみの営業でやってきました。4ヶ月以上の長期休業の後、2012年12月から2014年2月1日までは、通常着衣でのゲイバーらしい店を目指し、その後すこしマイルドなゲイバーに転向しつつ、2014年3月21日には現在の場所に移転、1〜2ヶ月の実験として、テキーラカフェやリバティDSとしての営業を経験した後、2014年12月20日からこれまで金土限定の競パン営業を続けてきました。
2014年11月にリバティDSを始めた際、「そろそろ約3年間やってきたWの失敗を最終的に受け入れるべき時期なのでしょう。」と書きつつも、結局リバティDSが失敗に終わり、2014年12月20日にWとして競パン営業を再開しました。それから約9ヶ月間、納得いくまで競パン営業を続けた結果、大赤字を出してWを閉店する決心がつきました。
店名はWのまま、違うコンセプトで営業を続けてみてもいいじゃないかという声はありました。しかし今回伝わってきたことは、Wという店自体に、都合がよくない評判ができあがってしまっているということ。もし新コンセプトで営業をしても、Wという店には競パンのイメージが良くも悪くも染み付いている、そして都合がわるい評判がさらに上塗りされてしまっているということのようです。

今回、閉店の決意ができたのは、最近人に恵まれているという理由に尽きます。
2015年7月以降、リバティで新たに営業を担当してくれている人が4人、Wで2人、そして今回レギュラーで新店舗を担当してもいいという人が現れたことが最大の理由です。
もし、新店舗をやる人がいなければ、赤字のままWはさらに延命されていた可能性が小さくありません。

2店舗目の経営の難しさをたっぷり教えてくれた、そして一度はやってみたかった競パン営業の店を納得いくまでやらせてくれたWに感謝しつつ、お別れしたいと思います。

ありがとうW さようなら

2015年05月20日

もうすぐ8周年

2007年5月25日にオープンしたリバティカフェ。もうすぐ8周年です。

最初の1年は、金曜と土曜だけの営業で店としての認知度も低く、いつまで続くのかねぇなどと言われてましたが、2008年7月7日から平日営業を開始。それ以来、臨時休業はあるものの、基本年中無休で営業してきました。

2008年7月7日から2009年10月2日までの1年3ヶ月は土曜日以外の営業を、2008年6月に閉店したストリームラウンジの元スタッフ、さとしに一括して委託していました。
2009年10月3日以降、日単位での委託や、部分委託は続くものの、営業統括は大塩取締役が担当し、今日まで直轄営業が続いています。

2010年9月に焼酎のボトルキープを廃止し、飲み放題メニューを提供し始めて、2011年7月2日には、それ以降1年3ヶ月以上破られることのなかった来店者数記録77人を達成しました。

2011年は3月11日の東日本大震災によって客足が落ちることもなく、2011年10月29日のハロウィンイベントまでは順調に推移していました。しかし、2011年年末から2012年前半、客足が衰え、特に2012年2月には前年比4割減の売上となってしまいました。せっかく来店頂いたお客さんにも、店に活気がなく、失望される状況でした。

2011年10月頃から、土曜日の来店者数が店のキャパを超えてきたため、お客さんの分散を促すためにこれまで1日だったイベントを2日間にしたり、2012年1月下旬から新たに新店舗Wの運営を開始し、イベント企画を新店舗W中心に行ったこと、せっかくリバティに来たお客さんに、Wを紹介して誘導してしまったことが、リバティの活気を失わせ、お客さんが離れてしまう原因になっていることを感じました。

2012年4月になって、Wの営業もうまくいかず、事実上Wは閉店状態のなか、リバティの復興に努めました。ゴールデンウイーク後半、来店者数69人を記録した日に、やっと以前のリバティが戻ってきたように思えました。それまで来店者数が50人を越えた日は年始から1日しかなく、ゴールデンウイーク後も芳しくはなかったのですが、5周年記念日の5月25日と26日の2日間でのべ100人以上のお客さんにご来店頂いたことで、回復基調にあるように感じられました。

2012年後半は2011年後半を僅かに上回る成績で、年間を通しては、前年比1割減ほどに留まりました。

2012年12月から週末限定でWの営業を再開、2014年2月1日の委託打ち切りまで、ゲイバー風をコンセプトに新たな委託営業をしました。2013年のリバティは今振り返ってみると、2011年より来店者数は3%減ったものの、客単価が上がりわずかながら売り上げ増になりました。しかし、Wでの頂き営業中心のいわゆるゲイバー風営業のコンセプトには自分が馴染めず、悩みながら営業を続けていたからなのか、2013年はあまり良かった記憶がありません。

2014年3月にリバティ下の205号室の店子が業績不振で廃業したため、倉庫兼店舗で営業していたWを205号室に移転しました。Wは2月以降リバティスタッフ有志での不定期営業になっていましたが、移転を機に2014年4月から金土の週末営業に変更。しかし、コンセプトがはっきりせず、来客も不安定で、諸々整理するため6月に一旦休業。新しいWの箱でテキーラカフェをやったり、Wに戻したり、ちょと大人コンセプトのリバティDSにしてみたりと試行錯誤の末、2014年12月20日のクリパから、W開業の原点に戻って競パン営業を再開することにしました。
以来5ヶ月間、週末限定とは言え、これまでで一番落ち着いてWを見守っている気がします。

2014年のリバティは2013年比で来店者数12%減、売り上げ8%減、加えてWでの赤字や205号室の店子の退出、移転諸々が原因で2008年以来の大赤字に陥ってしまいました。

2015年に入ってこれまで、来店者数は2011年や2013年ほどではありませんが、売り上げは2013年よりわずかに多くなっています。W移転1周年の3月21日から、より居心地の良い空間を目指して、リバティとW合同で、週末限定ラウンジフードの提供を始めました。

今年の5月25日は月曜日。現在月曜日は臨時休業中のため当日の営業はありませんが、5/23(土)に8周年前々夜祭として、いつもより贅沢なラウンジフードを用意する予定です。スタッフはエプロン着用という微妙に地味なコスプレも予定してます。

もう一度創業のコンセプトを思い出しながら... Hosting creative professionals

2015年01月14日

W 再び

2014年12月20日、W 再開しました。

リバティDSをやってわかったこと。店の名前とメニューが同じでも、3階にはみ出すほどのお客さんがいても、あえて2階には来てくれない...
食べ物を出すだけの飲食店なら、メニューが同じで、3階が混んでいれば2階にでも良かったのでしょう。しかし、スタッフだけじゃなくお客さんも含めて、人が魅力の店なら、人が揃っていなければ行く理由がない。リバティDSをやるまでは、そうだろうとは思っていても、店の名前とメニューを同じにしてみて、別のことがわかりました。メニューが同じでもメニュー以外を違えれば違う店になる。

これまでの W はあえてリバティとは違うメニューでやってきました。店の個性だと思ってメニューを変えていましたが、個性はそこじゃない。つまり店の個性を出すためにメニューをあえて変える必要がないという確信を得たのです。

今度の W はリバティDSと同じメニュー。設備の制約がある部分以外、リバティと同じメニューです。

これまでの W は、リバティと比べてターゲットが若い人中心だったり、低料金を基本にしてたけど、今度の W はリバティと同じ。

前回書いた「そろそろ約3年間やってきたWの失敗を最終的に受け入れるべき時期なのでしょう。」には、ちょっと待ったが入りました。2012年1月から紆余曲折ありつつもWの基本方針にしてきた「(若い人に)料金を気にせず飲んでもらいたい」というコンセプトでは店を継続するに足りる結果が出せませんでした。でも W は低料金と同時に、競パン営業で始めた店です。ここでもう一度競パン営業を再開します。

リバティが2件じゃダメなんです。やっぱり W がやりたいんです。でもその個性は低価格ではなく、競パン営業みたいな、リバティじゃないコンセプト。

2014年12月20日のリバティのクリパ合同営業から土曜限定の競パン営業再開しました。今週から金土の週2日の競パン営業に。さて、どうなることやら...

2014年11月05日

リバティDS

2014年8月22日、鳴り物入りで営業を再開したWですが、再びお休みします。
先月26日、日曜日の営業を始めることを前提にお試し営業をやってみましたが、むしろこの営業を最後にすでにWはお休みしています。

そして11月7日から新しい名前で営業開始します。

営業名は「リバティDS」(予定)。3階のリバティはカウンター席が12席で、週末にはカウンター席に座ろうと思って来たお客さんが、空いていなくて他の席に座ることが少なくありません。
2階はカウンター席のみで20席あります。これまでのWは、ターゲットが若い人中心だったり、リバティより低料金を基本にしてきましたが、リバティDSはむしろ大人志向で、リバティからの選抜メンバーで営業する方針。最初の3回は、この10月にアラサーに突入したあくせるとこうへいの2人組でやってもらう予定です。

2012年1月から紆余曲折ありつつもWの基本方針にしてきた「(若い人に)料金を気にせず飲んでもらいたい」というコンセプトでは店を継続するに足りる結果が出せませんでした。3月まで使っていた店舗が残っているので、再移転再休業ということにしてWはとりあえず残しておきますが、そろそろ約3年間やってきたWの失敗を最終的に受け入れるべき時期なのでしょう。

リバティとは違うコンセプトで違う客層を狙ってきた2店舗目でしたが、ここにきてあえてコンセプトを揃え、むしろ大人志向な営業を考えるに至ったのはなぜか。
リバティが営業を開始して7年以上経過し、離れていったお客さん、新しく来ていただけるようになったお客さん、3年前には見えなかった流れが見えるようになりました。そもそも当初Wで想定していたお客さん、これまで接点がなかった、もしかしたら想定だけで実在しなかったかもしれないお客さんは現れませんでした。

店が気に入ったら、ぜひお友達をつれてまた来てください。また来ていただいたお客さんには座っていただく席を十分に用意しておきたいと思います。

2014年11月7日 リバティDS営業開始予定

2014年09月17日

2014夏が終わって

2014夏はちょっと早目の8月16日に終わりました。
もともと夏限定で始めた時点で、テキーラカフェは微妙な予想はしていましたが、予想以上に微妙過ぎました。終了を決めた最大のきっかけは、8月22日にWとしての営業再開を決めたことです。
新宿二丁目でカフェをやろうって初めてミーティングをしたのが2004年8月22日。その10周年の記念の日に、新たな気持ちで店を始めようと思ったのです。

新宿二丁目でカフェをやるっていう具体的な話をしたのがその日で、店のウエブサイトを作るためのドメイン登録をその日のうちにしました。カフェをやろうって言って、最初にするのが店のウエブ用のドメイン登録っていうのがうちらしいですけどね。

ただその話は、いろいろなリソース不足で実現には至らず、店をやろうとしていた場所には当時お気に入りだったゲイバーが引越してきて、そのあと違うゲイバーになり、2011年年末に閉店するまでゲイバーでした。
2012年1月、その場所がWになり、2014年3月、2階に引越して今に至るです。

Wって何なの?

そもそも2011年12月、前のWの場所が空くことになって、いよいよそこで店を始めようと考え始めたとき、気兼ねなく飲める、おかわりができる店にしたいと考えていました。お金を気にして、本当はもう一杯飲みたいのに我慢してるっていうのがイヤだったんです。
最初のWは2000円飲み放題でした。期待としては、基本は2000円だけれど、ある程度の追加注文はしてもらえるという想定で、平均客単価は2500円〜3000円を考えていました。
しかし実際は追加注文はほとんどなく、平均客単価は2100円以下でした。しかも飲み放題はいらないから1杯だけの料金も設定してほしいとの声も顕著で、想定客単価を確保できる客層ではありませんでした。
諸事情あって、2012年4月には週末だけの営業になり、2012年5月からは不定期営業になりました。

開店当初に通ってくださったお客さん達は、別のあるお店によく行かれるようになったようですが、その別のお店も程なく閉店することになったようです。こちらが想定しているよりも低い想定単価のお客さんに好まれると、採算がとれず閉店に追い込まれるのだと考えるようになりました。

お客さんの想定単価と、店の想定単価が一致しないといけない。店としては、お客さんにこのくらい使ってもらうことを想定していますよということをなんとか伝えていかなければならないということです。それが伝わらないようであれば、メニューや接客が適切でない、あるいは集客方法に間違いがあるのだと思います。

2012年9月からWは営業を中止し、その場所は完全にリバティの倉庫として使っていました。その時考えていたのは、営業再開するならリバティではやらないゲイバー的なノリの頂き営業ができる店がいいのではないかということでした。頂き営業ができる委託先がみつかり、2012年12月に週末だけの営業を再開しました。
2014年2月までその委託営業は続くのですが、「ゲイバー的な頂き営業」というものが、なかなか私の価値観と合わなかったとまとめておきましょう。そもそもお酒を飲むことでお金を頂くということに否定的なので、頂き営業そのものが私の価値観にはそぐわない。リバティとの違いを目指した結果やってみた頂き営業は失敗でした。

2014年2月から、リバティスタッフ有志でWの不定期営業を続け、2014年4月から金土の週末営業に変更。しかし、コンセプトがはっきりせず、来客も不安定で、諸々整理するため、2014年6月14日で一旦休業することにしました。

そして整理した結果、やりたいことをやってみる企画、2014夏限定テキーラカフェを始めることになったのです。

2012年に気兼ねなく飲める店をつくるということで始めたはずの店が、結局何がやりたいかわからない店になってた。そこで2014年夏限定で、やりたいことをやってみる店にしようと考えました。Wの基本コンセプトとは違うので名前も変えて、正直、長く続くとも思わないのではじめから曖昧な夏限定という設定で。しかも普通ならこの人に店をお願いしないという人にもやってもらうという、まぁ普通ならやらないでしょをとりあえず夏限定という設定にしてやってしまいましょ的な。
2014年7月11日〜8月16日の営業回数15回。これまで最大の赤字を積み上げて終了しました。普通ならやらないことは、もしかしたら化けるかもの微かな期待を豪快に裏切り、普通ならやらないよねの結果に終わりました。

失敗は良い経験です。

さて、2014年8月22日から再開したW、今回はいろいろ整理して、これまで使っていたTwitterのアカウント、 @WaterBoysClub やウエブのアドレス、 WaterBoysClub.com を変更して、 @WaterClubTokyo と WaterClub.Tokyo としました。どうしてもWaterBoysだと、競パンのイメージが強過ぎて...
毎日競パンを履いて営業していた頃もありましたが、今は「気が向いたら競パンになるかもしれない」営業です。私の基本方針でもある、「無理しない」を実践しながら好きにやってる感じですね。
あえて無理してリバティとの違いを出そうとしない。やりたいことをやる。そしておかわり自由は重要な基本です。飲みたいのにお金を気にして飲まないのはWじゃないです...

2014年07月08日

テキーラカフェ

2014年夏、リバティの真下のハコでテキーラカフェやります。
テキーラ好きによる
テキーラ好きのための
テキーラ押しのカフェ?w
バーって言っちゃった方が良いんだろうけど、テキーラバーよりテキーラカフェの方が語感が良かったからww

Wのコンセプトが破綻した後、ずるずる続けてきたけど、だんだん何をやりたいかわからなくなっていました。
2014年夏、決めました。やりたいことをやる。中途半端な妥協はしない。

実はね、テキーラ好きなんです。
ハードリカーの中で、好んでストレートで飲むのってテキーラだけです。
他のハードリカーは味見以外、ストレートで飲む事はないですね。

テキーラって言っても、樽で寝かせた色がついたのはあまり好きじゃないです。
無色の若いのが好き。いわゆるブランコとかプラタ、シルバーと呼ばれるやつです。
樽で寝かしたのも置きますが、メインは白いブランコです。

テキーラカフェをやるにあたっての3つのこだわり
1) プレミアムテキーラ
近場で多く飲まれているテキーラは原材料がアガベ100%ではないいわゆる安物が多いのですが、テキーラカフェは原材料がアガベ100%のテキーラを使います。
科学的な証拠がある訳じゃないのですが、プレミアムテキーラは安物のテキーラにありがちな、頭が痛くなる酔い方を(あまり?)しないみたいww

2) 美味しくいただく
近場でよく知られているゲイバーの罰ゲームではありません。
テキーラ好きがテキーラを愛して、大切に育てられたアガベを想いテキーラを美味しくいただきます。

3) 難しいことは言わない
コストパフォーマンスも考えて、在庫のテキーラはせいぜい10種類まで。テキーラはこういう飲み方じゃなくちゃとか、難しいことは置いておいて、オススメのシンプルな飲み方を提案します。
普通のバーには置いてあっても、テキーラカフェにではご用意できないかもしれない諸々があるかもしれません。とりあえずテキーラカフェにのっかてみてくださいw
............
と、この3つのこだわりを書いてスッキリしました。これがやりたいことなんですよ!

これでテキーラ好きが増えて、みんなでもっとテキーラが美味しく飲めるといいですね。

メニューは:
テキーラ、テキーラカクテル、ソフトドリンク、ビール、シャンパン
他のお酒はお客さんからリクエストがあればリバティカフェから取り寄せる感じで...

テキーラカクテルは:
バンピーロ、チャロネグロ、マルガリータ、テキーラサンライズ(濃/淡)、スイートテキーラ(赤/黄/緑)

テキーラ、テキーラカクテル、ソフトドリンクのフリーフローも用意しますよ。

最後に、あ、ここ面倒なとこなので、読まない方が良いかもです。---
サングリータは2種類用意する予定です。バンピーロも2種類。トマトジュース無しとトマトジュース入りです。テキーラの産地、ハリスコあたりではサングリータにトマトジュースは入っていないらしいし、トマトジュースが苦手な人にもサングリータやバンピーロを飲んで欲しいので。ハリスコ以外、世界的にはトマトジュース入りが標準だし、実はトマトジュース無しのレシピは材料が揃わない可能性があって常備できないかもなのです。---
以上、読まなかった方が良いかもでしたw♡

2014年07月03日

7周年が過ぎて...

2014年5月25日、リバティ7周年はなんかあっけなく過ぎてしまいました...
5周年の時は、開店当時を知る人と共に、よく5年間やってきたねという5周年記念というイベントができたと感じていました。
しかし、この数年でスタッフもお客さんも多くが入れ替わって、営業開始当時を知る人が少なくなる中、7年間を振り返るというより、なんかイベントなんだねみたいな、薄い感じのものだった気がします。
飲食店の営業許可が7年で更新なので、その手続きで一つの区切りだったのですが、もう開店当時を懐かしんでいる場合じゃないのかもしれません。

店舗貸しから始めた事業ですが、2007年3月末に店子が退出するのを機に自己店舗運営を始めたリバティ、以来他2店舗を自己運営に切り替えようとして、結局リバティ1店舗以外は営業が続かない状況です。

リバティより後に開店してなくなった店も珍しくない中、リバティが続いていることには、これまで関わってきてくださった皆さんに感謝するばかりですが、同時に店を続けることが難しいとも感じています。

リバティの店名の由来になったドラマが終わってから9年。放送開始からはもう14年経っています。もう昔のドラマですね。

2013年1月1日のブログで、アメリカのヒットチャートの上位40曲を毎週30年以上カウントダウンし続けたDJ、Casey Kasem が番組の最後に繰り返したフレーズ、 "Keep your feet on the ground and keep reaching for the stars." というフレーズが記憶に戻ってきたと書いていますが、ついさきほど、その Casey Kasem が2014年6月15日に82歳で亡くなったと知りました。
今ネットラジオで1980年代の彼の番組を聞きながらこれを書いています。
番組が放送されてから30年経っても、DJが亡くなっても、再放送され続けている番組です。

消え去り忘れられるものもあれば、長く続き残るものもある。
でも多分すべてのものは、いつかは役割を終えて消えるのでしょうね。

2-JUL-2014 NY, NY

2013年05月22日

6周年を控えて

2007年5月25日にオープンしたリバティカフェ。もうすぐ6周年です。

最初の1年は、金曜と土曜だけの営業で店としての認知度も低く、いつまで続くのかねぇなどと言われてましたが、2008年7月7日から平日営業を開始。それ以来、臨時休業はあるものの、基本年中無休で営業してきました。

2008年7月7日から2009年10月2日までの1年3ヶ月は土曜日以外の営業を、2008年6月に閉店したストリームラウンジの元スタッフ、さとしに一括して委託していました。
委託営業の終了とともに、土曜日以外の営業を知るスタッフはリバティを離れ、記憶も記録も直轄だった土曜日の営業以外はあまり残されていません。

2009年10月3日以降、日単位での委託や、部分委託は続くものの、営業統括は大塩取締役が担当し、今日まで直轄営業が続いています。

2010年9月に焼酎のボトルキープを廃止し、飲み放題メニューを提供し始めて、2011年7月2日には、それ以降1年3ヶ月以上破られることのなかった来店者数記録77人を達成しました。

2011年は3月11日の東日本大震災によって客足が落ちることもなく、2011年10月29日のハロウィンイベントまでは順調に推移していました。しかし、2011年年末から2012年前半、客足が衰え、特に2012年2月には前年比4割減の売上となってしまいました。せっかく来店頂いたお客さんにも、店に活気がなく、失望される状況でした。

土曜日の来店者数が店のキャパを超えてきたため、お客さんの分散を促すためにこれまで1日だったイベントを2日間にしたり、2012年1月下旬から新たに新店舗の運営を開始し、イベント企画を新店舗中心に行ったこと、せっかくリバティに来たお客さんに、新店舗を紹介して誘導してしまったことが、リバティの活気を失わせ、お客さんが離れてしまう原因になっていることを感じました。

2012年4月、新店舗の営業もうまくいかず、新店舗は事実上の閉店状態のなか、リバティの復興に努めました。ゴールデンウイーク後半、来店者数69人を記録した日に、やっと以前のリバティが戻ってきたように思えました。それまで来店者数が50人を越えた日は年始から1日しかなく、ゴールデンウイーク後も芳しくはなかったのですが、5周年記念日の5月25日と26日の2日間でのべ100人以上のお客さんにご来店頂いたことで、復興政策がうまくいっているように感じられました。

2012年後半は2011年後半を僅かに上回る成績で、年間を通しては、前年比1割減ほどにはなりました。一時の4割減という落ち込みを克服するところまでは回復できたと思います。

2009年8月6日に客席奥に設置した鏡の扉のクロゼットは、客席スペースを拡張するため、2012年8月30日に新店舗内の倉庫スペースに移動。2009年7月17日に設置した猫足バスタブは、なんと2012年10月13日の営業中に撤去しました。リバティの成長を見守ってくれたバスタブとクローゼットに感謝です。

2012年12月から、週末限定で新店舗の営業を再開しましたが、全開同様の失敗はしないように注意しながら、これまでは2011年業績に近づいてはきています。ただし、2011年は震災による臨時休業があったことを考えると、まだ完全には回復していないとの憂慮もあります。

2012年は2007年のオープン当時と同じ金曜と土曜が25日、26日というならびだったため特に周年としての思い入れもありました。今年2013年は5月25日当日をメインで考えていますが、前日24日金曜日も諸事情でスタッフ4人体制になり、直前になってしまいましたが、せっかくだからプレイベントを企画しようというところです。

新スタッフにインスピレーションを得てのBLコスプレ企画。(実はその新スタッフは企画に直接は入っていないんですが..) 10周年へ向けてのタイムカプセル企画を検討しているところです。

そんなギリギリのところで調整中の6周年イベントですが、皆さんの思い出に残る企画にしたいと思います。ご来店お待ちしております。

2013年01月01日

謹賀新年

"Keep your feet on the ground and keep reaching for the stars."
アメリカのヒットチャートの上位40曲を毎週30年以上カウントダウンし続けたDJが、
番組の最後に繰り返したフレーズ。

何年も、何年も前に、何度も聞き続けたこのフレーズが、年のはじめ、記憶に戻ってきました。

店を続けるために必要なものは何?
お客さんが、飽きずに、店に通い続けてくれるために必要なものは?

あのスタッフが入っているから店に行こう。
あのメニューを注文するために店に行こう。

きっと良い出会いがあるから店に行こう。
誰か知り合いがいるだろうから店に行こう。

当たり前のことを当たり前に続けて行くこと。
それはそれでとっても大切だけど、ずっと同じだと飽きられてします。
はじめは特別でも、時が経つと平凡になってしまう。

当たり前を支えるオペレーションだけじゃなく、トキメキを加える..
どんどんトキメク☆が必要なんだと。

しっかり地に足付けて、☆を手に