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心臓手術入院顛末記

<11月10日の日記>

※ 長文です。興味のある人だけ読んでね(^o^)

mixiやX(twitter)でちょこちょこつぶやいてはいましたが、この4,5日の出来事をまとめてみます。

そもそもの事の起こりは8月下旬のことでした。
かかりつけ医のところで心電図を取ったところ、あまりよろしくない波形が出ていると・・・。
不整脈なんて誰しも年を取れば少しは出るもんだと思っているので、過去にも少し不整脈がありますねって言われたことはありましたが、それほど気にはしていませんでした。
医者も気にするようなものであるなら、経過観察じゃなく治療に入るでしょうから。

でも、今回の心電図は不整脈の回数がちょっと多かったようで、さすがに今回は詳しく検査をし、その結果、あまり良くない兆候ありってことで総合病院へ行くことになりました。
精密検査の結果、今すぐどうこうなるって言う緊急のものではなかったようですが、放っておいて良くなるものでもなく、若い体力のある今のうちに手術しておいた方がいいよってことになり、今回の手術、入院が決まりました。

 

入院前日の6日(月)はPCR検査を受け、翌7日(火)の午後入院。
翌日の手術に向けていろいろと準備や検査がありましたが、意外と本人はのんびりしてました。
担当医からは入院の翌日に手術して、その翌日には退院してもうそのまま働けますよ、なんて言われてたので。
カテーテルアブレーション手術なので、足の付け根に1本管を通して、ちょこちょこって悪いところを焼いてもらえば、ハイ終わり~ってくらい気軽に考えてたのです(^^ゞ

あ、そうそう。足の付け根から管を入れるので、股間も剃毛されたのです(>_<)
と言っても剃刀でツルツルにされたわけではなく、ヒゲトリマーみたいなもので大雑把に刈られただけなのですが(^^ゞ

2時間程の手術で、翌日に退院して、念のため金曜日まで休みにしてあるし、木金の夜には飲みに行けるかな~?なんてくらいに思っておりました。
だからこそ、夜はシャワーを浴びて、シャワー室でおなにぃまでして(←コレ、内緒!)たのですが・・・。
ところが、そう簡単には行かなかったのです・・・(>_<)

病院の消灯は早く21時45分消灯。で、朝は6時起床。
普段2時に寝て6時に起きる生活をしている僕にはたっぷり2日分の睡眠時間。
朝まで長い長い(>_<)
普段からパジャマを着る習慣はないし、病院の入院着も断り、病室ではTシャツに短パン姿で過ごしてました。
病室は25℃くらいに保たれていたようですが、上布団を被せると僕には暑く、上布団を使わずに寝てたら、朝方は少し寒くて、久し振りに右足が攣って目が覚めました(>_<)
その時思ったのは、手術中に足が攣ったらどうなるんやろ? 考えるとちょっと恐かったです(>_<)
足を充分にほぐし、足元にだけ布団を被せました。

 

入院2日目。心臓手術当日。
手術は朝一の9時からと言われていたので、朝食後、手術着に着替え(手術着の下は勿論すっぽんぽんです)、ちん〇にコンドームのようなものを嵌められます。
これが尿道カテーテルの代わりです。
尿道カテーテルは免れたものの、コンドームのようなものを渡されて、看護師に「コレを性器に嵌めてください」と。
でも、いくら頑張っても入りません。「コレって勃起させて入れるのですか?」と尋ねるとそうではない、と。
僕のちん〇は看護師に過少評価されていたのだ(-_-メ
代わって看護師が入れようとするが入らない。勿論、女性相手なので勃起しているわけではないですよ(^^ゞ
結局大きい方から2つ目のサイズに交換してようやく入ったのであった(^o^)
コンドーム状のものが管と繋がって小便が袋に溜まる仕組みらしい。
準備も整い、病室からベッド毎移動。

あ、因みに僕が入った部屋は「準個室」って言う、4人部屋なんだけどカーテンで4つのブースに区切られているタイプ。3泊で基本料金に1万円上乗せされるタイプです。

ベッドに載せられたまま手術室まで移動。
手術室までは歩いてい行くもんだと思っていた僕には、この時、既に重病人にでもなった気分(-.-)
手術室には結構な数のスタッフがいました。恐らく中にはインターン等見学者もいたのではないかと思われます。今がそう言う時期なのか、この病院自体がそう言う病院なのか分かりませんが、検査室にも看護師にも見習いがいました。

手も足も身動きできないように完全に固定され、首はやや左を向けたままに。
全身麻酔ではなく局所麻酔なので、当然意識もはっきりしている中で淡々と作業が進められていきます。
足の付け根に管1本と思っていた僕には、首にまで麻酔注射を打たれて、エッ?て思いました。
後から訊いて分かった話ですが、足に3本、首に1本、管が刺さっていたようです(>_<)

担当医から時々「大丈夫ですよ。上手くいってますよ」って声を掛けられます。
でも、専門用語で会話してても、雰囲気は伝わってきます。
担当医も結構難儀しているようです。
カテーテルアブレーション手術と言って、不整脈の原因と思しき箇所を見つけ、その悪い部分を焼灼していくのですが、その悪い部分が一か所や二か所ではなく、なかなか見つけるのが大変そうです。
結局2時間ぐらいで終わるだろうと言う予想は外れ、3時間もかかり、しかも悪い部分を完全には殲滅できなかったようです。
これ以上、やったら心臓に穴が開くってギリギリまで頑張ってくださったようですが(>_<)

それにしても、4本も管を入れられ、3時間も掛かるくらいなら、全身麻酔でやってほしかった(>_<)

全身を拘束され、首を左に曲げたままの不自由な格好のままでの3時間はつらかった(>_<)
正にショッカーに改造人間にされる気分でした。
小便も結構我慢したのですが、手術中1回だけ出しました。
洩れないようにしてあるとは聞いてても、なかなかしにくいものです(^^ゞ
因みに、洩れてもいいように、コンドーム状のものが管で袋と繋がっているのですが、更にその上からオムツまでされます(>_<)

また手術後、ベッドに寝かされたまま元の病室まで連れて行かれます。
首は真っすぐに手足も右足以外は関節を自由に動かせますが、その姿勢で寝返りも打てず4時間の安静。これがまたつらかった(>_<)
変に動くと傷口が開いてしまうので、強力な粘着テープで固定されているのです(>_<)
気分は寝たきり老人(>_<)

小便も先程の手術以来、例のコンドーム状のものが管で袋と繋がっているものに出すしかありません。手術後、その中に2,3回出しました(>_<)

身動きが取れないので、食事もままならず、寝っ転がった姿勢で、なんとか汁物以外は平らげました。
看護師も忙しいだろうに申し訳ないな・・・と思いながらも何度もナースコールで呼び立てました。
そんな中、この電話嫌いの僕のケータイに着信音が・・・。
看護師を呼んで携帯電話を取ってもらい確認すると、よりによってこんなときに母親から・・・。
実は、ありがたいことにウチの両親は共にまだ健在なのですが、2人とも高齢で、特に父親はもう90歳。もういつ死んでもおかしくない状態。医者からは、死んだらその時の病名は「老衰」です、とまで言われている。
だから、心配かけないように今回の手術、入院も一切告げてなかった。
年末に帰ったときに、実は・・・と伝えるつもりだった。

病室で電話を掛けてはならないことは分かっているのですが、めったにケータイに電話をしてこない母親から2回も着信歴がある。
もしや父親に何かあったのでは?と思い、看護師に事情を話して、手短に済ませるからと母親に電話を掛けさせてもらうと・・・。
母親からいきなり「あんた、大丈夫なんか?」と心配気な声。
平静を装って「大丈夫って何が?」と訊くと、「入院してて、心臓の手術やったんやろ?」って。
「な、なんで知ってるん???」と訊くと、主治医の先生から電話があって、手術は成功しましたって・・・。
主治医は勿論、親切でやってくれたことだろうけど(ひょっとしたら、家族から感謝されたいって気持ちもあったかもしれないが)、僕の頭に真っ先に浮かんだのは「あの野郎(主治医のことね)、何してくれてんねん!」でした。
高齢の両親を心配させないようにと気遣って伝えなかったのに、そんなこといきなり告げられて親が卒倒したらどう責任取るつもりやねん!(-_-メ)

僕が手短に事情を話して何とか安心してくれたみたいですが(-.-)

とにかく、手術後の身動きの出来ない4時間もこれまたつらかったです(>_<)

でも、4時間後にはもう立ち上がって、トイレも歩いて行けましたが。

ただこの日は朝から7時間以上もベッドの上でじっとさせられていたので、体の節々が痛く、また眠気もなく、朝までほとんど眠らずに過ごしたのでした(>_<)

 

入院3日目。
朝御飯を食べたら退院できるかと期待してたのですが、まだ完全には手術の傷がふさがってはおらず、少し出血している模様。
しかも自分では見えないが、内出血がかなり酷いらしい。
診に来る看護師がみんながみんな、内出血が酷いと言ってくる。
痛みは全くないのだけど(^^ゞ
そのせいで、退院はおろか本来許されるはずのシャワーも許してもらえなかった(T_T)
体は元気なのに退院させてもらえず、この日は暇を持て余して過ごしました。

前日寝てなかったせいで、この日はまた初日同様、時間的には2日分寝ました(^o^)
心電図を取るための器具が、手術後退院まで四六時中装着されているのですが、それが一晩寝ている間、寝返りを打ったりする度に外れ、その度に看護師が着け直しに来るので、その度に起こされ、ゆっくり眠れませんでした(>_<)

 

入院4日目。今日はいよいよ退院の日。
朝から生憎の雨。
退院手続きも済ませ、ようよう帰宅。

「やっぱ、シャバの空気はうめぇや」と出所したヤクザの気分。

帰宅後、荷解きし、後片付けをしながら洗濯したり、メールに返事を書いたり・・・ま、いろいろとやらなきゃならないことが溜まってて大変っ!(>_<)

風呂に入って鼠径部をまじまじと眺めましたが、確かにびっくりするくらい紫色に内出血しています。
この内出血の痕が消えるまで、ひと月は掛かるだろうって言われました。
全然痛くはないんだけど、僕とHする人は見たらびっくりするかも? ま、Hする相手もいないけど(^^ゞ

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