gooブログはじめました!

今昔物語集

<12月14日の日記>
角川書店のビギナーズクラシックのシリーズを続けて読了。
今回読んだのは、平安時代末期に成立したとされる日本最大の説話集「今昔物語集」。
中学生の頃、源隆国編纂と習った気もしますが現在では編者不詳。
「今昔物語集」は全31巻が天竺(インド)・震旦(中国)・本朝(日本)の三部構成になっており、更に本朝部は「仏法部」と「世俗部」とに二分されています。
芥川龍之介がその短編小説に多くの着想を得たとされる書物です。

この説話集の登場人物は、神、仏、天皇、貴族、僧、武士、浮浪者、盗賊・・・と様々な階層の男女の喜怒哀楽が描かれ、更には動植物から妖怪や物の怪の類まで登場する一大スぺクタルです。

今回読んだものも極一部のダイジェスト版なのですが、いくつかは学生時代に古典の授業で学習したり、芥川龍之介の短編小説で読んだり、あるいは塾講師をしていた頃に教材として扱ったりしていたので、とても懐かしく楽しく読むことができました。
今昔物語、面白いです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読書」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事