<1月22日の日記> 二葉亭四迷の「浮雲」に続き、明治の小説をもう一冊、幸田露伴の「五重塔」を読了。 これも明治の作品にしては意外なくらい読み易かった。 勿論、難しい言葉もたくさん出てきますが、文脈からある程度理解できるので、一々辞書を引く必要もありませんでした。 明治20年代の作品でこんなに感動できようとは思わなかった。素晴らしい。 「風流仏」などの他の作品も読んでみたくなりました。 五重塔が未曾有の嵐に見舞われた際の描写が特に秀逸。