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国宝の十一面観音とうそかえ祭と3つの古市古墳群

<1月25日の日記>
今日も寒く、雪がちらついたりしたけど、天気は悪くなかったので羽曳野へ。
7年4ヶ月振りに「道明寺」を訪れました。


毎月18日と25日のみ、菅原道真が信心をこめて手ずから刻まれたとされる国宝の十一面観世音菩薩像を拝観することができるのです。日本に7体しかない国宝の十一面観音菩薩像です。

本堂に上がる階段には可愛い猫がいました。

「道明寺」は真言宗の尼寺なのですが、そのすぐ傍には、明治の神仏分離の際、分けら
れた「道明寺天満宮」もあります。


境内には梅園もあり、梅の名所として知られているそうで、日当たりに良いところは梅が咲き始めており、盆梅展もやっておりました。
知らずに訪れたのですが、今日は初天神だったので、「うそかえ祭」なるイベントが行
われておりました。

「うそかえ祭」とは…
菅原道真公が大宰府に左遷され、到着した1月7日に神事をしている際に、たくさんの蜂が襲来して参拝者を悩ましました。そこにうそ鳥が飛来し、蜂を食い尽くして人々を救いました。
このことから、毎年1月25日の初天神の日に、身替災難除けとして「うそかえ祭」を行い、手彫りの「うそ鳥」を授与すると言うお祭です。
「替えましょう♪ 替えましょう♪」の掛け声をかけながら、順番に授与された木で作られた「うそ鳥」の入った袋をを近くの人と交換します。


なるべくたくさんの人と交換した方が厄落としになるそうです。
で、最終的に太鼓の音が鳴った時点で交換は終了~。
そこで手元に残った袋を初めて開けます。


袋の中の木製のうそ鳥の底の部分に「金」と書かれていたら「18金」、「銀」と書かれていたら「純銀」、「木」と書かれていたら「木彫」のうそ鳥と交換してもらえるそうです。
参加費は500円。ハズレ(?)でも、袋の中に入っていた木製の「うそ鳥」をお守りとして持ち帰ることができます。

お次は、仁徳天皇陵の次に大きい古墳「応神天皇陵」を拝観。拝所から眺め、写真を撮ってきました。


また「誉田(こんだ)八幡宮」にもお参り。
そもそも「八幡宮」と言うのは、応神天皇をお祀りしたもの。
その応神天皇陵のすぐ南に鎮座するこの「誉田八幡宮」は、最古の八幡宮とされています。


国宝の塵地螺鈿金銅装神輿は、神霊が応神天皇陵に渡御する際の乗り物で、社殿の修復を行った源頼朝が寄進したもので、現存する神輿の中でも最古級のものらしい。
放生橋を渡ると、そこは応神天皇陵。
勿論、中に入ることはできないし、たとえ入れたとしても、放生橋は角度が急過ぎてとても歩けそうにはありません(^^ゞ

前回訪れた時は電車だったので、駅から歩ける距離に限界がありましたが、今回は車なので身軽に移動できます(^o^)
お次は日本武尊を祀った「白鳥陵」を参拝してきました。やはり拝所から写真を。

まだ時間があったので、最後に近くの「清寧天皇陵」にも参拝。
清寧天皇は第22代の天皇で、雄略天皇の第3皇子に当たるそうです。

前回訪れた時は、古市百舌鳥古墳群がまだ世界遺産になる前でした。
今回は三つの古墳を回ることができました。

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