<10月7日の日記>
約ひと月振りに古典を読みました。
読んだのは、紫式部の「源氏物語」。
と言っても、当然この短期間に膨大な量の王朝文学を原文で読むなんてことはできないし、また、そんな骨の折れることをしようとも思いません(^^ゞ
「源氏物語」と言うと、部分的には高校の古典の教材として学習しても、大学で専門的に勉強しようって人以外は、まず全体を通読される方はいらっしゃらないでしょう。
かく言う僕も極々一部を教材として学んだだけで、内容はあまり知りませんでした(^^ゞ
そこで、またまた例によって現代語訳付きの超ダイジェスト版、ビキナーズ・クラシックのシリーズで読みました(^o^)
誰もが知っているのに敬遠されちゃう理由、それは、当時としては世界最長の物語なので、とにかく余程興味のある人以外はまず読もうなんて思わないだろうし、当然、その分、登場人物も多過ぎて把握しづらい上に、主語の省略が多くてやたら読みづらい。
内容もロマンチックな恋愛ものかと思いきや、案外男女間のどろどろした部分が描かれている・・・。
当時の娯楽のなかった平安貴族にとってはみんな夢中になって読んだのかもしれませんが、現代人の我々には、労力を使って読もうって気が起こるような代物ではないってことでしょうね。