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泉涌寺と相国寺

<3月1日の日記>
入院中の父親が半月余りICUに入ったままだったので、なかなか気軽にお出掛けもできなかったのですがすが、ようやく一般病棟に移ることができたので久し振りに京都の寺社巡りをしてきました。

2月8日以来、今年2回目の非公開文化財特別公開の「京の冬の旅」です。
今回のテーマの一つである辰年に因んだ「京の龍めぐり」、今日は「泉涌寺」と「相国寺」へ行ってきました。

夜通し降り続いた雨も明け方には上がり、京阪電車に乗ってお出掛け。
まず最初に訪れたのは、東福寺駅から徒歩約20分の泉涌寺。皇室の菩提所で「御寺(みてら)」とも呼ばれます。

今回特別公開されているのは、「雲龍院」と「舎利殿」。
雲龍院は以前訪れているので、今回は「舎利殿」を拝観致しました。
普通、舎利殿と言うのはお釈迦様の骨の一部が祀られているのですが、ここでは「仏牙舎利(ブツゲシャリ)」と言って、お釈迦様の歯、しかも4本しかない犬歯の1本が安置されているそうな(ホンマかいな?)。
天井には「鳴き龍」で知られる狩野山雪の「雲龍図」が描かれており、12年に1度辰年にだけ公開されます。

舎利殿の後は、歴代の天皇の位牌を祀る「霊明殿」や墓所である御陵も参拝。


それから、日本最大の涅槃図の飾られる「仏殿」や「勅使門」、泉涌寺の名前の由来となった「水屋形」「清少納言歌碑」「浴室」「楊貴妃観音堂」等を拝観致しました。

 

東福寺駅まで戻り、再び京阪電車に乗って終点の出町柳駅へ。
次に訪れたのは、出町柳駅からこれまた徒歩約20分の相国寺へ。同志社大学のすぐ傍です。


相国寺には15の塔頭(意外と知られていませんが、あの金閣寺や銀閣寺も相国寺の塔頭に一つです)があります。
今回特別公開されているのは、「慈雲院」と「光源院」。
慈雲院は以前訪れているので、今回は「光源院」を拝観致しました。
光源院は室町幕府13代将軍、足利義輝の菩提寺。


見所は「行者堂」の「神變大菩薩(役行者)」「弘法大師像」「不動明王像」です。
それから、本堂の襖絵なのですが、ここの襖絵は古いものではなく、最近の日本画家が描いたもの。
十二支を描いたものや、桜の絵の中に小さな七福神が描かれていたり、田園風景の中に「桃太郎」「金太郎」「鶴の恩返し」「笠地蔵」等の日本の昔話や「西遊記」のキャラクターを潜ませていたり、これはこれでまた楽しめながら観賞できます。

 

お昼御飯は、近くの「なか卯」で「豚から丼」の味噌汁と京漬物のセットを頂きました。


その後、近くの京和菓子「俵屋吉富」で抹茶と和菓子を頂きながら一服。京菓子の上品な甘みと抹茶の苦みがなんとも言えない美味しさでした(^o^)

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