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恋しぐれ

<3月9日の日記>
今年読んだ本の10冊目は葉室麟の「恋しぐれ」。
藤沢周平の「蝉しぐれ」を読んだのに続いて「しぐれ」繋がりで読んでみました(^o^)

「恋しぐれ」は、与謝蕪村を題材に書かれた時代小説。
作中にも登場しますが、京都は金福寺(こんぷくじ)にある「芭蕉庵」や「与謝蕪村の墓」は、奇しくも3,4ヶ月前参拝したばかり。
それに、来週(と言っても、もう4日後)、与謝蕪村ゆかりの香川丸亀の「妙法寺」(別名「蕪村寺」)を訪問する予定にしております。
この小説を読んだから行ってみようと思いついたわけではなく、今年1月の時点で計画しておりました。これも何かの縁でしょうか?(^o^)

さて、この小説ですが与謝蕪村を題材にした連作短編集と言う形を採っております。
時代小説であり、伝記あり、また恋愛小説でもある、そんな感じです。
蕪村と交流のあった上田秋成や丸山応挙、それに蕪村の弟子達が登場し、蕪村の俳句を絡めながら非常にしっかりした構成で描かれております。
葉室麟と言うと、武士はかく生きるべし!みたいな武士の生き様を描いた作品が多いですが、これはこれで大変興味深く読ませてもらいました。

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