<6月1日の日記>
梅雨の晴れ間の今日、八尾の「大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)」へ行ってきました。
聖徳太子建立の三太子の一つで、聖徳太子のお墓のある「叡福寺(上の太子)」、先日訪れた「野中寺(中の太子)」に対し、「下の太子」と呼ばれています。
あまり名前の知られている寺ではありませんが、いろいろと見所がたくさんあります。
本堂(太子堂)には、御本尊の如意輪観音像と四天王像。一応、非公開のようですが、お寺の方にお話しすると、SNS等にアップしないならば・・・ってことで、写真撮影もOKしてくださいました(^-^)
それから、多宝塔(平和塔)には、聖徳太子と二人の皇子の像と物部守屋の像があります。仏教を巡っての対立した者同士が同じ場所に祀られているから“平和塔”なんでしょうかね?
こちらも特別に拝観させてもらいました(^o^)
他にも、六角形の地蔵堂、毘沙門堂、弘法大師像、救世観世音菩薩像等、見所がいっぱいです。
ちょっと変わったものとしては、「神妙椋樹」。ムクの御神体の中に聖徳太子の像が収められています。
物部氏との戦いで窮地に陥った聖徳太子をムクの樹が二つにパカっと割れて救ったと言う逸話があり、それを表現したものらしい。
寺から東に100m程離れた場所には、物部守屋の墓や物部守屋を射殺した鏑矢を埋めたとされる「鏑矢塚」もあります。
寺院拝観のあとは、そこから車で15分くらいの場所にある天然温泉「源気温泉八尾おゆば」へ移動。
チキンカツ定食のランチで腹拵えをして、それから温泉入浴。
ここを訪れるのは恐らく10年振りくらいかな?
やけに年配の入浴客が多いなと思っていたら、今日木曜日はお年寄りの入浴料金が安くなるシルバーデーでした。