<7月31日の日記>
現代語訳付きのビギナーズクラシックのシリーズ、続けて「古今和歌集」に続き「新古今和歌集」を読了。前に「万葉集」も読んでいるので、取り敢えず三大和歌集をかいつまんで読んだことになります(^^ゞ
新古今集は古今集の約300年後に成立した8番目の勅撰和歌集。
掛詞や縁語の多用は古今集も同じですが、本歌取りや体言止めが多用されているのが特徴的。
自然をそのまま体現して表現すると言うよりも、頭の中で組み立てて詠んだ(実際には体験していない)りしているので極めて観念的で技巧的。
このシリーズ、古典をかいつまんで理解するのにとても便利。
次は、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を読む予定。