<8月3日の日記>
先日、現代語訳付きのビギナーズクラシックのシリーズで「古今集」「新古今集」を読み、その時に西行法師のお墓が大阪の河南町にあることを知り、今回訪ねてみました。
弘川寺の御本尊は薬師如来。国宝も重文もない寺院ですが、西行法師終焉の地として知られています。役行者によって創建され、行基や空海もこの地で修業したと伝えられています。
歌聖 西行法師は、晩年この地を訪れ、ここに住み、旧暦の2月16日に亡くなったそうです。
願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
の歌の通り、桜の咲く頃に亡くなったんですね。
本堂、西行堂、西行墳、似雲墳等を観て回りました。
西行が好んだだけあって、桜も紅葉も美しい地のようですが、時季が時季だけに
見渡せど 花ももみじも なかりけり・・・でした(>_<)
否、一本だけ季節外れに紅葉しているもみじがありました。
またいつか、そう、今度は桜か紅葉の季節に再訪してみたいと思います。
ウチから車で1時間とかからない距離なので(^^ゞ
ここには西行記念館とかもあるのですが、春と秋の桜や紅葉のシーズンにしか開館していないようなんですよ(>_<)
西行墳まで山道を歩いて汗も掻いたので、この後、ランチを兼ねて温泉にも日帰り入浴できる近くの富田林嶽山温泉へ行ってきました。
弘川寺から車で30分とかからない距離です。
富田林嶽山温泉は、元かんぽの宿だったのですが、昨年「亀の井ホテル富田林」としてリニューアルしました。
露天風呂からは葛城山や金剛山の眺望が素晴らしく、山道を歩き歩き疲れた足にも心地良かったです(^-^)
さっとひとっ風呂浴びて、「一汁七菜籠膳」と言うランチ(御飯はお代わり自由)を食べ、もう一度温泉につかってのんびりリフレッシュして帰ってきました(^o^)