SCALEリフォーム日記
2022/2/12(土)店を空っぽにしたその夕方
リフォーム屋さんが各職人さんを連れてきてくれて
作業の説明と現場確認をし
具体的な改装プランが決まったのですが、、、
フタを開けてみたら信じられないくらい酷い状態だったようで、職人さん達が「こりゃーすごい」とおののき始めました。
窓を設置したい外壁の状態。
カウンターは上の板を外したら崩れてしまうほど基盤がスカスカ。
トイレの床も同じく基礎がグズグズ。
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ここで新千鳥街の歴史を紐解いてみましょう。
(↓Wikipediaその他の文献参照)
千鳥街(ちどりがい)は、1950年代から1960年代前半頃、新宿御苑にごく近い新宿二丁目の一区域にあった飲み屋街である。現在の御苑通り(環5ノ1)と新宿通りの交点(新宿二丁目交差点)から南の部分(新宿通りと新宿御苑に挟まれた場所)にあったが、東京オリンピックの区画整備にともない道路開通による区画整理でなくなった。
一般の飲み屋が中心だったが、その中に混じり1950年代にはゲイバーも集まっていた。その後、千鳥街は区画整理されることになり、1960年代後半頃(1967年頃)現在の新宿二丁目仲通りに面した雑居ビル「新千鳥街」に一部の店舗は移転した。移転先は元は1958年の売春防止法の完全施行で廃止された赤線だった場所だった。移転後も長らく一般向け飲み屋が多かったが、近年はゲイバーの比率が上がっている。
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ボクが生まれる前からずっとあるのだもの。
ガワだけ綺麗にしたとしても中身はスッカスカ。
「まるでボクの骨(骨粗鬆症)みたいですね」と言ったら「ははは😅そうですね」と苦笑いされた。
それが理由で、カウンターはボクの希望した形には出来ないかもと事情を説明されたり、違う案を提案されたりしましたが、これから何十年も使うのだもの、
どうにかお願いした通りにできないかと言うと
「そうですよね。わかりました。じゃあどうにかするには…🤔」
それからしばらく職人さん達の頭を悩ませることになってしまいましたが、最後には解決策を決めてもらえてホッとひと安心。
・カウンターの出入りはなんとか蓋型にしてもらえると思う(基盤の問題でこれが1番の難題でした)
・カウンターと椅子の高さ、シンク回りも変わります。
・大きさはわからないけど換気の為窓を設置
・壁と天井を張り替え(カビ対策ボード)
・店内とトイレの換気扇も強力なのに変え(ついでにウォシュレットになります)
・アイスストッカーと冷蔵庫を使いやすい配置にする棚を増設
・玄関とトイレのドアも変わります
最終打ち合わせは
単に壁紙や天井の色と素材を決めるだけで終わり、
と思っていたら、そんな事情で結果1時間半かかりました。
みなさんわたしが喜んでくれるよいものを作ろうと
一生懸命考えてくださって
ありがたいやら申し訳ないやらでした。
職人さん達は(確か)計6人。7人?
リフォーム屋さん
解体屋さん
大工さん
水回りの方
電気系統の人
壁紙などの内装屋さん
狭い店故複数の作業を同時進行できない中
8日間の急ピッチで仕上げてくださるようです。
とりあえずその日のうちにシンクとトイレは外させて下さいと言ってました。
おつかれ飲みするつもりでいた搬出メンバーには
しばらくは待ってもらってましたが結論がいつ出るのかわからず、ハッと気づいたらすでにだいぶ待たせてしまっていて、それも申し訳なかったので
先にやっててもらってわたしは遅れて合流する
というおつかれ会になりましたです。
2022/2/15(火)着港初日
夕方、様子を見に行きました。
もうリフォーム屋さんはその日の作業を終えお帰りになったようで会えませんでしたが、
外壁に貼られていた大きな板が剥がされ
店内は骨格だけ残した状態になっていました。
あまりに廃墟感満載なので
写真をアップするのはためらいライライ河合奈保子です(苦笑)
2022/2/16(水)2日目
今日は日中様子を見に行ってみようかなと思います。