CUPS 7

書店

これは大アルカナのCHARIOTで登場した男性ですね。戦車では勢いよくスケボーを乗っていましたが、今回た立ち止まりゆっくり本を選んでいます。このカードの意味は選択です。物事を進める時に勢いだけでは上手くいきません。時には、数ある方法の中身から熟考する事も大切です。

ウエイト版だと、男性が7つのカップを選んでいる姿が描かれています。カップの中身はそれぞれ違い、男の表情もわかりません。意味は選択、迷いです。ゲイタロットも数ある本から今の自分に最も必要な本を選んでいます。ちなみに大アルカナ戦車は7番目のアルカナです。





CUPS 8

別れ。

解説書にはfarewellとされ、永遠のさようならみたいなニュアンスでしょうか。これも大アルカナ9の宇宙船で独りになるHERMITの伏線ですね。

このカードは、お別れだけでなく先に進むというニュアンスも含まれています。

ウエイト版のカップの8は、月夜に積み重ねたカップを背に去っていく様子が描かれています。別れ、執着を手放し新天地に向かうの意味があります。ゲイタロットも老夫婦に別れながら、新しい世界に行く様子が描かれています。

カップの8は物悲しくも、今ある環境からの別離を意味します。





CUPS 9

カードにはせserendipityセレンディピティというタイトルがつけられ、意味は思わぬ偶然、思わぬ幸運というニュアンスみたいです。満足、全てはうまくいっている。と解説書にはあります。宇宙空間での生活は彼にとって、良い場所だったのでしょうか。とても満足そうな顔ですね。

ウエイト版のカップの9 はウィッシュカードと呼ばれる願いが叶うカードですね。9つのカップを背に男性が満足そうに座っています。意味は成就、願いが叶う、満足です。カップは情を司ります。願いが叶い、気持ちが満ち足りる様子が描かれたカードです。





CUPS 10

理想

あなたの秘密の夢、非現実的な希望的観測と、解説書にはこれが現実ではなく、起こって欲しい理想像というニュアンスで描かれています。一見温かい雰囲気で、全てがうまくいった様にみえますが、これは誰かが思い描いた理想のひとつでしかないという、少し寂しいカードです。

ウエイト版カップの10は、空に10個のカップが並び、幸せな家族が描かれたカードです。意味は幸福、家族愛、団欒といった家族愛がテーマで、満ち足りた幸せな様子がキーになります。

ゲイタロットも絵柄は似ていますが、テーマは理想、つまり願望となるので、ウエイト版とはニュアンスが違います。