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春雷

<2月11日の日記>
葉室麟の時代小説「春雷」を読了。
羽根藩シリーズの3作目。
彼の作品を読む度に思うことなのですが、彼の描く時代小説は単なる痛快娯楽時代小説とはひと味もふた味も違い、非常にメッセージ性が高いってことです。
彼の描く武士は、どの作品も武士とはいかに生きるべきなのかと言う生き様が描かれていて、崇高ですらあります。

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